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妊娠中のアロマテラピー④

2018.11.13

こんにちは!

セドナ整骨院・鍼灸院のアロマセラピスト、前田です。

 

前回まで3回「妊娠中のアロマテラピー」についてご紹介をしています。

色々と心配ごとの多いマタニティライフにアロマテラピーを取り入れることで、少しでも

楽しくハッピーに過ごす為に役立てていただきたいと思います。

 

今回からは、『妊娠中に取り入れたいアロマトリートメント』についてご説明いたします。

 

皆さんは、妊娠中の「マイナートラブル」という言葉をきいたことがありますか?

マイナートラブルとは、妊娠中に起こる不快な症状のことです。

 

体の外側に現れる症状のほか、本人にしか分からない内面的な症状や、本人でもよく

分からない精神的な症状があります。

基本的には病気ではない為、本人にとっては辛い症状でも「治療の必要が無い」と

言われてしまう事がほとんどなのです。

また、妊娠が終わることで自然に解決されるので、我慢をしてしまう妊婦さんも多い

のが事実です。

 

マイナートラブルが起こる原因は大きく分けて2つあります。

・ホルモンバランスの変化

妊娠初期にはhCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)が急激に分泌されます。

また、妊娠後期から出産に向けてはエストロゲン(卵胞ホルモン)やプロゲステロン

(黄体ホルモン)が徐々に増えるため、妊娠時期によってさまざまなトラブルが

起こります。

・子宮の増大

妊娠週数が進むにつれて、お腹の赤ちゃんの成長とともに、子宮は大きく重くなります。

子宮が大きくなることで、周囲の臓器が圧迫されてトラブルが起こるほか、子宮が重くなる

ことで、それを支える下半身に負担がかかることでトラブルが起こりやすくなるのです。

そんなマイナートラブルの解消にこそアロマテラピーでのセルフケアがお勧めです!

まず今回は、マイナートラブルにはどんなものがあるのかご紹介いたします。

妊娠初期

・吐き気   ・頭痛   ・めまい

・妊娠顔貌  ・静脈瘤  ・手足のしびれ

・情緒不安定

妊娠中期

・腰痛    ・背部痛  ・瘙痒感

・便秘    ・妊娠線(肉割れ)

妊娠後期

・貧血    ・むくみ  ・こむらがえり

 

次回からマイナートラブル解消のためのアロマテラピーを詳しくご紹介していきます。

妊娠中のアロマテラピー③

2018.11.06

こんにちは!

セドナ整骨院・鍼灸院のアロマセラピスト、前田です。

 

前々回から「妊娠中のアロマテラピー」についてご紹介をしています。

色々と心配ごとの多いマタニティライフにアロマテラピーを取り入れることで、少しでも

楽しくハッピーに過ごす為に役立てていただきたいと思います。

 

今回は、実際にアロマテラピーを行う際に非常に重要な『妊娠中に使える精油・注意が

必要な精油』についてご説明いたします。

 

まずは妊娠中も安心して使える精油です。

代表的なものでは柑橘系と鎮静作用のある精油です。

・オレンジ  ・レモン ・グレープフルーツ

・マンダリン ・乳香  ・ビャクダン  等

これらの精油は気持ちをすっきりさせたり、落ち着かせるだけでなく、ムクミ対策や

妊娠線対策にも使える精油です。

まさに妊娠中に大活躍の精油です!

 

以下は妊娠中の使用に注意が必要な精油です。

通経作用のある精油

通経作用とは生理を促す作用のことです。

生理不順や生理痛の緩和などに効果があるとされていますが、卵巣機能や女性ホルモンの

分泌に影響する為、特に妊娠初期の使用は控える事をおすすめします。

妊娠中期以降は体調に合わせて少しずつ使用するようにしましょう。

・クラリセージ      ・ローズ         ・マジョラム             

・ローズマリー   ・セージ         ・スペアミント          

・シナモンリーフ  ・フェンネル  ・サイプレス             

・カモミール         ・ラベンダー  等

 

子宮収縮作用のある精油

精油の中には子宮を収縮させ、分娩を促す作用が認められているものがあります。

出産時に陣痛を和らげたり、スムーズな出産に導く作用があり、アロマテラピーを

取り入れている産婦人科もありますが、上記の精油と同様、妊娠初期・中期の使用には

注意が必要です。

・ジャスミン  ・ゼラニウム  ・パルマローザ

・ヒソップ   ・クローブ           等

 

神経毒性の強い精油

神経毒性とは、神経系統に強く働きかける作用のことです。

妊娠中・授乳中の女性、乳幼児、高齢者、重い疾患を持つ人、てんかんの人は使用を

さけたほうが良いとされています。

・ペパーミント    ・ローズマリー・カンファー

・シダーウッド  ・ブラックペッパー    等

 

前回ご説明させて頂いたように、上記の精油も芳香浴でお使いいただく場合は全く

問題ありません。

必要以上に心配せず、匂いを嗅いで良い香りだと感じるものは芳香浴で積極的に使って

気分を明るく穏やかに保ちましょう。

アロマバスやオイルトリートメントを自宅で行う際には、一度プロの方、詳しい方に

相談すると、より安心かと思います。

セドナ整骨院のスタッフにもぜひご相談ください!

 

次回からは妊娠中に取り入れたいアロマトリートメントをご紹介いたします。

妊娠中のアロマテラピー②

2018.10.30

こんにちは!

セドナ整骨院・鍼灸院のアロマセラピスト、前田です。

 

前回から「妊娠中のアロマテラピー」についてご紹介をしています。

色々と心配ごとの多いマタニティライフにアロマテラピーを取り入れることで、少しでも

楽しくハッピーに過ごす為に役立てていただけるようご説明していきますね。

 

まず今回は、基本的なところである『妊娠中にアロマテラピーを行う際のポイント』

ご説明いたします。

①マイナーな精油は避ける

世界には300種類以上の精油が存在すると言われています。

その中には、効能がまだはっきりわかっていないものも沢山あるのです。

あまり耳にしないもの、通常のショップ等ではあまり売っていないようなものは控えた

ほうが無難です。

妊娠中やアロマテラピーに慣れるまではポピュラーな精油を楽しむようにしましょう。

 

②妊娠3ヶ月までは芳香浴を楽しむ

「妊娠中には避けるべき精油」と紹介されていても、香りで楽しむ芳香浴でしたら

全く問題ありません。

変に我慢をせず、「香りを楽しみたい!」と思ったときは心地いいと思う香りを、

適量焚いて芳香浴を楽しみましょう。

 

③妊娠中期以降は、一部の精油ならマッサージもOK

直接肌から吸収した精油の成分は、すぐに血管から全身にまわり、作用が大きい為、

妊娠3ヶ月まではオイルマッサージはキャリアオイルのみで行うのがベストです。

キャリアオイルも種類と作用をしっかりと考慮して選べば十分な効果が得られます。

妊娠中期以降は、アロママッサージやアロマバスを楽しめるようになります。

もちろんすべての精油がOKという訳ではないのですが、使える精油が多くあります。

安定期に入ればさらに使える精油が増えますので、次回詳しくご紹介いたします。

 

④少しでも不快に感じたらやめる

妊娠中は、体が非常に敏感で、体質も以前とは異なります。

そのため、「自分がどう感じているのか」ということがとても重要です。

例えば今までずっと好きだった香りでも、又、妊娠中におすすめとされていても、心地よく

感じられなかったり、体に合わないと感じたら使用をやめましょう。

自分の身体の声に耳を傾けて、その時その時の体調に合わせて精油をチョイスし、アロマ

テラピーを楽しみましょう!

 

次回は「妊娠中に使える精油・注意が必要な精油」をご紹介いたします。

妊娠中のアロマテラピー①

2018.10.23

こんにちは!

セドナ整骨院・鍼灸院のアロマセラピスト、前田です。

 

前回まで、8回にわたり「女性ホルモンとアロマテラピー」についてご紹介をしてきました。

個人差の大きいホルモンバランスの乱れによる不調にもおすすめのアロマを数多くご紹介

させて頂きました。

さて、女性ホルモンの働きが大きく影響する身体の変化でまだご説明していないものが

あります。

それは「妊娠中のお悩み」についてです。

私事で大変恐縮なのですが、実は私、妊娠4か月の妊婦です。

今迄通りにはとても動けていませんが、それでも周りの先生方のサポートの元、お仕事を

続けさせて頂いています。

 

妊娠中の皆様、そして妊娠を経験された方、これから妊娠をお考えの女性の皆様、妊娠中の

お悩み・症状はどこに相談されたらいいか、悩まれてはいませんか?

妊娠中から鍼灸や整体やオイルトリートメントでケアしていくと、オキシトシンという

ホルモンも分泌され、身体だけでなく心も安定してお産に臨むことができ、

安全にお産することができるのです。

妊娠中のお悩みは是非セドナ整骨院にご相談ください!

 

妊娠中は、お腹の赤ちゃんの為に、母体のホルモンのスイッチがONになり、身体の内部で

めまぐるしい変化が起こっています。

お腹の中の赤ちゃんを守るために全エネルギーがお腹に集中するのです。

その為、お腹より離れた肩や首は血流が低下し、凝りを感じやすくなります。

また、妊娠すると女性ホルモンであるリラキシンの影響で関節が緩み、筋肉やじん帯に

負担がかかり、腰の痛みや、足の痛み、恥骨や股関節の痛みが出やすくなるのです。

 

特に多い悩み・症状

☑ 肩こり・頭痛

☑ 腰・お尻の痛み

☑ つわり

☑ だるさ・眠気

☑ 足の浮腫み

☑ 不眠、マタニティブルー

 

 

妊娠中に初めてアロマテラピーを行おうと思っても、特に妊娠初期は精油の中でも使用を

推奨されているものが少なかったり、ネットで調べるといろいろな情報が出てきて判断に

悩まれる方も非常に多いです。

実際、精油には、ホルモンバランスを調整したり、分娩を促進したり、通経作用がある

成分を含むものがあります。

そのため、そのような効果がある精油は、妊娠中には避けたほうが良いと言われています。

しかし逆にポイントさえ押さえれば安心安全かつ効果的にマタニティライフをサポート

できるのです!

 

今後数回に分けて抑えるべきポイント、おすすめの精油、ケアの方法などをご紹介して

いきます!

私自身、初のマタニティライフで試行錯誤の生活ですが、だからこそ皆様にシェアできる

ことをお伝えしていきますので、どうぞよろしくお願い致します。

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