めまい、耳鳴り

あなたが抱えるその辛い「めまい」「耳鳴り」原因はなんだと思いますか?

原因は1つだけとは限りません。
今の状態、過去の既往を見極めて適切な施術を提案致します。

めまいや耳鳴りは自律神経失調症の随伴症状として比較的多い症状になります。
このページを通して「めまい」「耳鳴り」で悩む皆さんの理解が深まればとおもいます。

このような症状でお困りではありませんか?まずはチェックしてみましょう。

  • 「ふわふわ」するような、めまいなのか?
  • 「ぐるぐる」するような、めまいなのか?
  • 耳鳴りはどちらの耳から聞こえるのか?
  • その耳鳴りは高い音なのか?低い音なのか?
  • 難聴はこもったような感じなのか?
  • 飛行機に乗ったような感じになるのか?
  • 全く聞こえないのか?

「めまい」「耳鳴り」の場合で「特に異常はない」とお医者さんに診断された場合の主な原因は、血流の悪さや、脳の機能低下など場合が多く、症状が出てきます。
この症状を訴える方の多くがまず初めに、耳鼻科での診察を受ける事になると思います。そこであなたは「納得!」となりましたか?それとも「それで、これから私はどうすればいいの?」と不安を覚えましたか?
これからの文章は「納得」された方は読まなくても大丈夫なものです。逆に、まだまだめまいでお困りのあなたにこそ是非読んで貰いたい物です。

確かに耳鼻科のお医者さんは耳の機能には詳しいです。内耳や中耳・三半規管の病気なら、耳鼻科のお医者さんが紛れもなく、一番です。
しかし、現実的には、多くのめまいは、内耳や中耳、三半規管には異常がない場合が多いのも事実です。あなたもきっと、こう言われた可能性が高いと思います。

「特に異常は見当たらないですね。薬を出しておきますので、経過をみてみましょう」

でも、「そんな馬鹿な…実際にめまいや耳鳴りがしてるんだから、何かあるはず」
と、お思いの方もいらしたのではないでしょうか。
耳鼻科のお医者さんが、「異常がない」と判断したのは、あくまでも「内耳や中耳には構造的に異常がない」ということなのです。

では、あなたの体のドコに異常があるのでしょうか?一緒に考えてみましょう。

構造的にも、機能的にも問題がない、めまい・耳鳴りの多くは、実は、ストレスによる障害が多いのも世の中的な事実です。

多くのめまいや耳鳴りは、ストレスによる自律神経失調症やうつ病が原因だったり、頭蓋骨のゆがみや顎関節症、他にも首のこりや肩こりが原因のことも多いです。
ですから、いくら「めまい」や「耳鳴り」がしていても、耳鼻科のお医者さんは、内耳や中耳などの耳鼻咽喉以外は専門外。原因が不明確ですので症状の様子を注意深く観察するために「経過観察」としたのです。

でも耳鼻科に行ったおかげで、あなたは耳の中に異常がないことが分かりましたよね。
これはとても喜んでいい事です!なぜなら、内耳や中耳に異常がある場合や、脳に異常がある場合は1日でも早い処置と専門的な治療が必要になるからです。

逆に内耳や中耳などに異常がなければ自律神経失調症、頭蓋骨のゆがみ、顎関節症(顎関節のゆがみ)など全身状態のことを調べればいいのです。
だからこそ、「めまい」「耳鳴り」は頭痛や肩こりからも併発する可能性が多い症状です。こういった可能性があるのなら、我々の専門的な施術を受ける事をお勧めします。

めまいの種類

「めまい」には大きく分けて2種類あります。

「ぐるぐる回るめまい」は回転性のめまい
「ふわふわするめまい」は動揺性のめまい
  と言います。

なぜめまいの仕方に違いが出るかと言うと、めまいを起こしている発生部位が違うからです。

回転性のめまい=ぐるぐる回るめまい

回転性のめまいは耳の奥にある「内耳」三半規管や耳石器といった平衡感覚に関わる場所の障害が原因になります。そのため、お医師さんにメニエール病や前庭神経炎と診断された方は、「ぐるぐる回るようなめまい」を感じているのではないでしょうか?めまい2

動揺性のめまい=ふらふらするめまい

動揺性のめまいは、内耳で感じて平衡感覚を処理する中枢といわれる脳の障害が主な原因になります。脳神経外科などで検査しても「特に異常がありません」といわれる場合が多いのが現状です。但し、脳腫瘍や脳梗塞・脳血栓などでもめまいが起こります、これらは脳の中(内側)で発生するめまいです。こういったリスクを抱えていることを忘れないでください。めまい4

こうしためまいの発生源の違いを頭に入れておけば、自分の体のどこが悪いのかある程度は特定できるようになります。
その他、頭位性めまい、加齢、高血圧、低血圧、寝不足や疲労によるめまいがありますが、その殆どの発生源は脳や内耳に集中しています。

耳鳴り

現代では人口の10~15%程度の方が「耳鳴り」を感じているといわれています。
耳鳴りとは簡単に説明すると「周囲に音がしていないのに音がしているように感じる場合」をさします。まれに体の内部の音(心臓の拍動の音や呼吸音)が聞こえる場合もありますが、この場合は耳管といわれる耳から鼻に通っている管が開きっぱなし(もしくはなんらかの異常な状態)になっている事が多いと思われます。

耳鳴りの原因の多くは西洋医学では解明できていないものも多いです、ですがおそらく自律神経の乱れによる、血流障害(血液の流れが悪くなること)がその一要因とみて間違えはないでしょう。

自律神経が乱れると免疫力が低下するため、耳の奥(内耳や中耳)が細菌に感染してしまい、炎症を起して耳鳴りになる場合もあります。また免疫力の低下は、ヘルペスウイルスなどにより帯状疱疹になり、耳鳴りになる場合もあります。 耳鳴りは難聴をともなう場合も多く、人の声などが聞こえにくくなったり、耳鳴りと同じ質の音が聞こえなかったり、一定の音階だけ聞こえない場合などがあります。(たとえば時計の動く音だけ聞こえないなど)

頭蓋骨の歪み、顎関節症とめまい・耳鳴りの関係性

 頭蓋骨の歪みでも、めまいや耳鳴りや難聴が起こる場合があります。なぜなら、頭蓋骨の一つである側頭骨の中に中耳や内耳があります。その内耳の中に音を感じる蝸牛や平衡感覚を感じる三半規管があるからです。そのため、側頭骨がゆがむと、内耳の中にある蝸牛や三半規管は働きが狂ってしまう可能性が示唆されるからです。

※一般的に頭蓋骨は動かないという説と、微妙に動くという説、筋膜や骨膜の歪みで動くようにみえるという説などがあります。ココでは「頭蓋骨は微妙に動く」という説でお話させて頂きます。

また顎関節症(がくかんせつしょう)といわれる、顎関節に問題がある状態でも、めまいや耳鳴りや難聴が起こる場合があります。

顎関節(がくかんせつ)は、側頭骨と下顎骨(かがくこつ)、それを支える筋肉や靭帯などの軟部組織で構成されています。例えば虫歯の治療中に片方だけで物を噛む状態が続いたり、強い外力が加わったする事により、顎関節には大きな負担がかかり、左右不均等な状態(歪んだ状態)が作られます。そのため、ゆがんだ顎関節で物を噛んでいると、側頭骨にそのゆがみを伝達してしまうのです。そして側頭骨がゆがんでしまい、めまいや耳鳴りが起こる場合もあるのです。
また、顎関節の周囲の筋肉や靭帯が使い過ぎにより短縮、硬まる事で、その不均等な張力が耳の周囲や内耳にまで影響してしまい、めまいや耳鳴りや難聴などになる場合もあるといわれています。

※顎関節症についての詳しい内容は「顎関節症」ページをご覧ください。

めまい・耳鳴りのケア

原因が不明確な「めまい」や「耳鳴り」「難聴」が起きましたら、まずは休息を取る事が一番の対策です。なぜならば、ほとんどはストレスによる自律神経の乱れによる自律神経失調症が原因です。

めまい・耳鳴り・難聴でよく診断されるメニエール病も、ストレスが大本の原因だと言われています。また睡眠不足も大きな原因となります。まずは休養してゆっくりと寝れる時間を増やしてください。

「この忙しいのも、もう少しだから…」と無理を重ねる程、さらに酷くなってしまう可能性があります。たとえば最初は週1ぐらいの、軽いめまいや耳鳴りだったのが、三日に一度くらいになり、さらに進むと、毎日起こるようになり更には重症化してきたりします。最後には立てないくらいに酷くなったり、難聴をともなった耳鳴りなどが起こる可能性も高くなってきます。

めまいや耳鳴りには、安定剤ではなく「休養」が一番の薬になります。

「お仕事が忙しいから」「お家の事で休めないから」たしかに、みなさんそれぞれ忙しい事と思います。ですが「いつか時間ができたら。。」と無理をしてきたあなたの大切なお体が発しているサインを見落とさないように気をつけて下さい。「勇気を持って休む」選択をすることも、今のあなたにとっては大切なお仕事です。

めまい・耳鳴りが起きたら何科を受診すればいいのか

めまいで言えばお医者さんによっては、メニエール病と診断されることもあります。この原因も自律神経の乱れだと考えられます。実際、自律神経が整えば、めまいがなくなり全身状態も改善することが多いです。

めまいや耳鳴りがしましたら、とりあえず心も体を休ませてから、まずは耳鼻科へ受診して下さい。酷い時、または他の症状もある場合は、脳神経外科を受診するといいでしょう。それらの病院で原因が分からなければ、当院の整体や鍼灸などを強くおすすめします。

最初に病院へ受診する理由は、なんども言っているように「大きな病気が隠れている場合があるからです。」異常があるかないかは病院で検査すれば分かりますから、そこで問題がないようなら、自律神経神経の乱れ、肩こり、首こりなどの全身状態の悪さからくるものを疑いましょう。

セドナ整骨院・鍼灸院での施術

頭蓋骨調節

皆さんは人間の頭蓋骨は何個の骨から構成されているかご存知でしょうか?
正解は23個。頭蓋骨というのは23個の骨が立体パズルのように組み合わさっていて、顔面部から頭部を構成しています。そして頭蓋骨は「脳脊髄液」と呼ばれる体液の流れと共に呼吸に合わせて微弱に動いています。

しかし脳脊髄液の流れが悪くなると、本来循環すべきはずの脳脊髄液が頭蓋骨内に溜まってしまい内側から外側に頭蓋骨が押され、広がるように大きくなろうとします。これも「めまい」「耳鳴り」の原因の一つです。

頭蓋骨を正しい状態へ矯正する事で、脳脊髄液の循環が改善させるだけでなく、自律神経のバランスが整い自然治癒力があがり、頭痛や耳鳴り、頭痛などの短時間での改善が期待できます。

脳脊髄液調整

脳脊髄液とは頭蓋骨の中で、「脳」と「脊髄」の間を流れている体液です。
流れを良くする事により自然治癒力が高まり、めまい、耳鳴り、頭痛、顔のむくみ、肩こりなどが改善していきます。

頭蓋骨調整

頭蓋骨は23個の骨が複雑に組み合わされているので左右の細かい微調整には高度な技術繊細な感覚が必要不可欠な、高等治療になります。頭蓋骨は脳や目などを包む大切な骨ですので、微妙な歪みを調整しながら顔や頭のバランス、自律神経のバランスを整えます。

マニュピレーション

マッサージ的な施術で患部を含めた全身の筋肉を緩めていくと同時に、リンパの流れも適正化していきます。特に後頭部から首、肩、背中などいわゆる「固まっている、張っている」という方には重点的に行っていきます。

新規のご予約をご希望される方へ

※「痛みや違和感の出ている部位」「めまい・耳鳴りの特徴的な症状」「現在、お困りの事」などをご予約の際に簡単にでもお知らせください。詳しくはご来院時にお話を伺います。

※高校生以下の方は「初診治療」だけは保護者の方もご一緒にいらしてください(施術の方向性や計画、料金体系などをお話させて頂きます。二回目以降は本人のみでも大丈夫です)

※めまいの場合、たまに小脳という、平衡感覚を司る脳に異常がある時がありますので、あまりにひどい時(立っていられないなど)、過去に何かしら脳の疾患の既往がある場合は一度、脳外科などの専門医の元を受診される事をお勧め致します。


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