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五十肩について⑤

2017.06.30 | Category: 五十肩

こんにちは!千葉駅「徒歩1分」

リハビリ、運動指導もしています。

セドナ整骨院・鍼灸院の平川です。

 

 

今回は特別回で「インナーマッスル」についてご紹介していきます。

 

肩のインナーマッスルは回旋腱板とも呼ばれ

 

棘上筋

棘下筋

小円筋

肩甲下筋

 

以上の4種類があります。

 

4つ全てが肩甲骨から腕の骨についており、

肩関節の運動に非常に重要に役割をしています。

 

リハビリでいくら外の大きな筋肉を鍛えても

このインナーマッスルが弱かったり異常があったりすると

うまく運動してくれません。

 

棘上筋

肩関節の外転といって腕を横に上げる動きの際に働きます。

この筋肉が弱かったり損傷されたりしてしまうと

腕を横から上げる動きができなくなります。

 

棘下筋

肩関節の外旋といって腕を外側に捻る際に働きます。

この筋肉が使えないと外に捻る動きができなくなります。

腕を上げる際にも必要と言われています。

 

小円筋

これも棘下筋と同じ外旋です。

肩甲下筋

肩関節の内旋といって上の図のように腕を内側に捻る際に働きます。

これが使えないと腕を後ろに回したりする動きができなくなります。

 

 

これらのインナーマッスルはダンベルなどを使った

トレーニングではあまり鍛えられません。

外側の大きな筋肉が働いてしまう為です。

 

そこで効果的なのがチューブトレーニングです。

下の写真ようなゴムバンドを持ちながら

それぞれの筋肉の働きと同じ動きをするだけで

インナーマッスルだけを鍛えることができます。

そしてインナーマッスルの最も重要な働きといえるのが「求心力」です。

肩関節は股関節のように関節が嵌りこんでいる構造ではないので

可動性は大きいですが非常に不安定です。

 

そこでインナーマッスルが関節をしっかりと押さえつけ

大きい筋肉の働きを助けてくれています。

 

五十肩だけではなく様々な外傷のリハビリや

スポーツの際にも重要になりますので是非覚えておいてくださいね。

 

次回は五十肩最後の「解氷期(回復期)」についてご紹介します。

 

本場アメリカで学んだカイロプラクティック

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