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妊娠中のアロマテラピー⑧

2019.01.15 | Category: 妊娠中のアロマテラピー

こんにちは!

セドナ整骨院・鍼灸院のアロマセラピスト、前田です。

 

前回から、『妊娠中に取り入れたいアロマテラピー』についてご説明しています。

妊娠中の「マイナートラブル」という妊娠中に起こる不快な症状の緩和にもアロマテラピーが

お薦めです。

色々と心配ごとの多いマタニティライフにアロマテラピーを取り入れることで、少しでも

楽しくハッピーに過ごす為に役立てていただきたいと思います。

 

今回は妊娠中期から起こりやすい「便秘」についてお話ししていきます。

前回ご紹介した、妊婦さんの実に85%以上の方が経験している「吐きづわり」の原因にも

なってしまう「便秘」。

トイレで踏ん張ったり、市販の便秘薬が飲めない妊婦さんにとっては便秘も重大なお悩み

なのです。

 

 

 

そもそも何故、妊娠中は「便秘」になりやすいのでしょうか?

1、ホルモンの変化

妊娠するとプロゲステロンというホルモンの分泌量が増加します。

プロゲステロンは胃腸の筋肉を緩め蠕動(ぜんどう)運動を低下させるため、妊娠すると

便秘になることが多くなります。

2、胎児の成長

胎児が大きくなり、お腹が大きくなるにつれて子宮が大腸を圧迫し、便秘になりやすく

なります。

3、水分不足

つわりによって水を飲むだけでも吐き気を催す妊婦さんも多くいらっしゃいます。

そうすると水分の摂取量が不足してしまい、便が固くなり、便秘になってしまいます。

4、ストレス

おなかの赤ちゃんはちゃんと育っているのか、不安にならないお母さんはいません。

とくに初めての妊娠の方は自分の身体の変化や生活の変化への先の見えなさにストレスや

不安を強く感じる方が多いです。

更に妊娠前より身体も疲れやすくなっていることも腸の働きに影響します。

疲労やストレスにより腸の蠕動(ぜんどう)運動が弱まり、便秘になりやすくなって

しまいます。

 

ここではすでに症状が現れてしまった際の対策をご紹介いたします。

・希釈したオイルでトリートメント

頑固な便秘にはオイルトリートメントがお勧めです。

お風呂上りなど身体が温まっているときに1%程度に希釈したオイルでお腹全体を円を

描くようにやさしくなぞるようにマッサージします。

妊娠初期はオレンジスイート、中期以降はラベンダーをプラスするのがお勧めです。

妊娠してから慢性的に便秘に悩んでいる方は次回ご紹介する「妊娠線対策」のオイルに

最初からブレンドしてしまうのもおすすめです。

 

・芳香浴

消化促進作用のある精油はミント系やスパイス系の精油が多く分類されます。

特に妊娠初期には妊婦さんのお身体への塗布が難しい精油が多く含まれます。

妊娠初期はオイルトリートメントをする際は植物油のみで行い、アロマテラピーは

芳香浴を活用しましょう。

お勧めは以下の精油です。

・ペパーミント      ・シナモン

・オレンジスイート    ・ジンジャー

・タイム         ・ラベンダー

・ローズマリー      ・バジル

次回もマイナートラブル解消のためのアロマテラピーを詳しくご紹介していきます。


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