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五十肩について⑥

2017.07.07

こんにちは!千葉駅「徒歩1分」

リハビリ、運動指導もしています。

セドナ整骨院・鍼灸院の平川です。

 

 

今回は五十肩の病期ごとの治療の最後

「解氷期(回復期)」についてご紹介していきます。

 

解氷期にもなるとできる動きもかなり増えてきます。

 

ここで防ぎたいのが組織の癒着や拘縮です。

これが起こってしまうと

痛みは引いているのに肩が上がらない…

なんてことになってしまいます。

 

予後も症状の残存がないよう

治りかけの時こそ気を抜かずケアしましょう!

 

今回はセルフケアをメインでご紹介していきます。

 

ストレッチ

基本的なものですがストレッチは非常に重要です。

可動域を拡げる為にも必要となってきますので

ご自身でできるストレッチを3種類ご紹介します。

 

・広背筋

背中の外側から脇にかけて伸ばすように行ってください。

上半身を対側に倒すとより伸ばすことができます。

 

・大胸筋

このように壁を利用して行ってみましょう。

足の位置も重要なのでよくチェックしてください。

 

・三角筋

これは見た事ある方も多いのではないでしょうか?

どこを伸ばしているのか意識することは非常に大事です。

 

トレーニング

前回ご紹介したインナーマッスルトレーニングに加えて

アウターマッスルトレーニングも始めていきましょう。

初めは腕立て伏せが良いと思います。

 

実は腕立て伏せは大胸筋三角筋上腕三頭筋前鋸筋といった

肩関節や肩甲骨に関わる筋肉の多くを同時に鍛えることができます

 

少しきつい方は手を床ではなく机や椅子につくことで

負荷を減らすことができます。

それでもきつい方は壁に手をついて行いましょう。

 

 

今回までで6回、五十肩についてご紹介しました。

理解を深めて参考にしつつ、心当たりがあればすぐにみせて頂ければと思います。

 

次回からは「膝の痛み」についてご紹介します。

 

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五十肩について⑤

2017.06.30

こんにちは!千葉駅「徒歩1分」

リハビリ、運動指導もしています。

セドナ整骨院・鍼灸院の平川です。

 

 

今回は特別回で「インナーマッスル」についてご紹介していきます。

 

肩のインナーマッスルは回旋腱板とも呼ばれ

 

棘上筋

棘下筋

小円筋

肩甲下筋

 

以上の4種類があります。

 

4つ全てが肩甲骨から腕の骨についており、

肩関節の運動に非常に重要に役割をしています。

 

リハビリでいくら外の大きな筋肉を鍛えても

このインナーマッスルが弱かったり異常があったりすると

うまく運動してくれません。

 

棘上筋

肩関節の外転といって腕を横に上げる動きの際に働きます。

この筋肉が弱かったり損傷されたりしてしまうと

腕を横から上げる動きができなくなります。

 

棘下筋

肩関節の外旋といって腕を外側に捻る際に働きます。

この筋肉が使えないと外に捻る動きができなくなります。

腕を上げる際にも必要と言われています。

 

小円筋

これも棘下筋と同じ外旋です。

肩甲下筋

肩関節の内旋といって上の図のように腕を内側に捻る際に働きます。

これが使えないと腕を後ろに回したりする動きができなくなります。

 

 

これらのインナーマッスルはダンベルなどを使った

トレーニングではあまり鍛えられません。

外側の大きな筋肉が働いてしまう為です。

 

そこで効果的なのがチューブトレーニングです。

下の写真ようなゴムバンドを持ちながら

それぞれの筋肉の働きと同じ動きをするだけで

インナーマッスルだけを鍛えることができます。

そしてインナーマッスルの最も重要な働きといえるのが「求心力」です。

肩関節は股関節のように関節が嵌りこんでいる構造ではないので

可動性は大きいですが非常に不安定です。

 

そこでインナーマッスルが関節をしっかりと押さえつけ

大きい筋肉の働きを助けてくれています。

 

五十肩だけではなく様々な外傷のリハビリや

スポーツの際にも重要になりますので是非覚えておいてくださいね。

 

次回は五十肩最後の「解氷期(回復期)」についてご紹介します。

 

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五十肩について④

2017.06.23

こんにちは!千葉駅「徒歩1分」

原因不明の急な関節の痛みにも対応しています。

セドナ整骨院・鍼灸院の平川です。

 

 

今回も引き続き「五十肩の病期ごとの治療」についてご紹介していきます。

 

五十肩の病期は

 

  • 炎症期(急性期)
  • 拘縮期(慢性期)
  • 解氷期(回復期)

 

の3つでしたね。

 

■拘縮期(慢性期)の治療法

 

1、肩甲骨の可動域訓練

 

肩甲骨には肩関節が動く際に必ず一緒に動いて

サポートをしてくれる働きがあります。

肩関節自体を動かすとまだ痛みはありますが、

肩甲骨をよく動かして少しでも肩関節の運動が

楽になるようにしておきましょう。

 

2、電気療法

 

この時期からは電気の刺激もしっかりと入れて

動かしていなかった筋肉を収縮させるようにしていくと良いでしょう。

 

3、カイロプラクティック

 

肩甲骨に付着する筋の多くは背骨にも付着しています。

背骨や肋骨の歪みは肩甲骨や肩関節の動きを悪くしてしまうので

しっかりと整えておきましょう。

 

4、鍼治療

 

腫れもひいているはずなので患部自体にも鍼をうち、

血流を良くし、老廃物を流して回復を促します。

 

5、セルフケア

 

拘縮期は一定以上動かすと痛いものの、

自分でもセルフケアができるようになってきますのでご紹介します。

 

コッドマン体操

別名振り子体操と言います。

痛くない方の手を机などにつき、少し前かがみになります。

そして痛む方の手に1㎏程度の重りを持ち垂らします。

そのまま重りの反動で動くくらいのレベルで

前後、左右、円を描くように動かしていきます。

この体操の利点は痛みなく可動域訓練ができるという所です。

 

インナーマッスルトレーニング

回旋腱板ともいわれる細い筋肉が深い部分にあり、

実は肩関節の働きに非常に役立っています。

 

このインナーマッスルは五十肩だけではなく

肩関節にとってとても重要なので次回1回分を使って

説明していきましょう。

 

拘縮期(慢性期)の治療法をピックアップさせて頂きました。

 

次回は一旦「インナーマッスルについて」ご紹介します。

 

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五十肩について③

2017.06.16

こんにちは!千葉駅「徒歩1分」

原因不明の急な関節の痛みにも対応しています。

セドナ整骨院・鍼灸院の平川です。

 

 

今回は「五十肩の病期ごとの治療」についてご紹介していきます。

 

五十肩の病期は

 

  • 炎症期(急性期)
  • 拘縮期(慢性期)
  • 解氷期(回復期)

 

の3つでしたね。

 

炎症期の治療法

 

1、アイシング

初期は痛みが強く炎症により熱感がある場合はアイシングをしましょう。

先にお伝えしますが冷湿布に冷却効果はありません。

 

なのでアイシングには

・家の氷を使った氷嚢

・アイスパック

・アイシングスプレー

などを使用すると良いです。

 

理想はGEL状のアイスパックで少し圧迫を加えながら

行うのが良いでしょう。

時間は20分程が効果的といわれています。

 

2、固定

 

関節に重みや負荷がかかってしまうと痛むことが多いので

どうしても辛い場合は三角巾で腕を吊るしたり

テーピングで固定するのも手段です。

大袈裟にみえてしまうかもしれませんが

これで痛みが軽減される例は多いです。

3、電気療法

 

電気には閾値(いきち)と言って痛いと感じるレベルを

高くしてくれる効果があります。

これにより今まで痛かった部分をそんなに痛いと感じなくすることができます。

我慢強い人などはこれが元々高いとも言えます。

 

4、手技療法

 

患部に関係する筋肉を遠隔的にマッサージし、

当院でも行っているカイロプラクティックで

肩関節以外の背骨や骨盤からバランスを整えることも重要です。

 

5、鍼治療

 

患部自体に打つこともありますが、

患部の周囲に鍼をうち腫れや熱を分散させることで

痛みが楽になります。

 

 

そして夜間痛に対してですが、

「抱き枕を使う」、「仰向けで肩の下にタオルを挟む」

などが効果的です。

上記の姿勢が肩関節に最も負荷がかかりにくい姿勢であり、

逆にうつ伏せや痛い方を下にして寝る等は避けた方が良いでしょう。

 

以上が炎症期(急性期)の主な治療法になります。

 

次回以降で「五十肩の病期ごとの治療」の

残り二つについてもご紹介していきます。

 

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五十肩について②

2017.06.09

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固まってしまった関節の痛みにも対応しています。

セドナ整骨院・鍼灸院の平川です。

 

 

今回は「五十肩の病期」についてご紹介していきます。

 

五十肩の病期は大きく分けて

 

  • 炎症期(急性期)
  • 拘縮期(慢性期)
  • 解氷期(回復期)

 

の3つに分類されます。

 

  • 炎症期(急性期)

肩関節周囲の炎症が強く、肩関節周囲に発赤や腫れが出現することもあります。

肩は痛みで動かせず、なにもしなくても痛みが出たり

特に夜寝る際に痛む夜間痛などが現れます。

 

  • 拘縮期(慢性期)

痛みは少し落ち着いてきますが肩関節周りの組織が拘縮し

動かせる範囲が制限されてしまいます。

だからといって動かさないのではなく、

痛みの出ない範囲で運動やストレッチを行うことが大切です。

 

  • 解氷期(回復期)

肩関節周りの痛みは大きく減り、拘縮もリハビリを

してあげると徐々に改善してきます。

ここでなにもしていないとその後の肩関節の動きに大きく影響が

出てしまうので痛みが減っても気を抜かないようにしましょう。

 

上記は一般的な経過ですが、徐々に痛みが出てくる場合や

特定の負傷から移行してしまう場合もあるので一概には言えません。

回復の経過も3カ月くらいで良くなってしまう方から

1、2年かかってしまう方もいるので

重要なのはその時の状態に合わせた治療を行うということです。

 

時期に合わせた治療をすれば回復までの期間も早まります。

ただ、治療の段階が早すぎてしまうと逆に痛めてしまう場合も

あるので気を付けましょう。

 

次回は「五十肩の病期ごとの治療」についてご紹介していきます。

 

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五十肩について①

2017.06.02

こんにちは!千葉駅「徒歩1分」

固まってしまった関節の痛みにも対応しています。

セドナ整骨院・鍼灸院の平川です。

 

 

今回からは五十肩についてご紹介していきます。

 

五十肩とは肩関節の周囲に炎症が起きたもので、

別名凍結肩(frozen shoulder)と呼びます。

よく肩に痛みがあれば五十肩と思われがちですが、

腱板損傷や肩峰下滑液包炎、石灰沈着など病名や原因の

はっきりしているものは五十肩とは呼びません

 

五十肩の定義としては

 

「肩に疼痛(痛み)と運動障害がある」

「患者の年齢が40歳以降である」

「明らかな原因がない」

 

という3条件を満たすものを五十肩と呼ぶ。

と言われています。

 

なのでまずは肩の痛みはどこからきていて原因はなにかを

突き止めることが重要です。

 

五十肩の症状としては

①痛みの程度は様々であり、重だるさ、また肩回りから腕にかけて

広がる痛みがある

②痛みは夜間に強く、患側を下にして寝ることができない

③急に現れた症状の場合、肩前面や外側に発赤、腫れ、激しい圧痛

運動痛がある

④徐々に現れた場合は結帯動作や結髪動作などの制限をみる

 

などがあります。

 

なにが原因かは徒手検査でもある程度鑑別可能なので

上記に心当たりがある場合はご相談ください。

 

次回は「五十肩の病期」についてご紹介していきます。

 

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