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陰陽五行論①

2019.09.13 | Category: 未分類,東洋医学

こんにちは!

セドナ整骨院・鍼灸院の鍼灸師の春日です。

これから数回に分けて、「陰陽五行論」をご紹介していきます。

皆さんは「陰陽五行論」についてご存知でしょうか?

陰陽五行論は東洋医学、鍼灸医学の中では切っても切り離せないものです。

どういうことかと言いますと、

鍼灸医学の理論を体系化するために用いた方法論が陰陽五行論なのです。

そして鍼灸の臨床で運用し、実際に治療効果をあげるうえで、

これ以上に優れた方法論はまだ生みだされていません。

それは、鍼灸の理論が形成されるための思想的な背景が、この陰陽五行論だったからです。

簡単に言いますと、

鍼灸の理論は陰陽五行論によって育てあげられてきたということです。

そして陰陽五行論は昔、「陰陽論」「五行論」に分かれていました。

陰陽論とは日が当たるか当たらないかということから発生してきた考え方です。

漢字でわかると思いますが、日が当たるのが「陽」であり、日が当たらないのが「陰」です。

陰と陽は相互に対立し、また相互に関連する事物の属性を代表しています。

一般的には、積極的に動くもの、外向的、上昇的、温熱的、明瞭なものなどはすべて陽に属します。

他方、相対的に静止したもの、内向的、下降的、寒冷的、あるいは暗いものなどはみんな陰に属します。

 

事物の陰陽属性は絶対的なものではなく、「相対的」なものです。

このような相対性は一定の条件下で相互に転化します。

陰は転化して陽になることがあるし、陽もまた、転化して陰になることがあります。

次回は「陰陽五行論②」をご紹介していきます。

どうぞ宜しくお願いします。


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