こんにちは!
セドナ整骨院・鍼灸院のアロマセラピスト、前田です。
今回は『鍼灸治療』のうち、『灸治療』の効果や特性についてご紹介していきます。
『灸治療』は『鍼治療』と同様、身体に刺激を与えることで
恒常性維持機能(ホメオスターシス)
の反応を導き出し、病気の治療や予防を行います。
「鍼治療」が鍼によって機械的刺激を与えるのに対し
「灸治療」はもぐさによる温熱的刺激によって局所を温め
循環を改善することで効果を得ます。
「灸治療」に使用するもぐさはヨモギの葉から作られます。
ヨモギは殺菌・消炎・保湿効果に優れ
古くから止血用の薬草としても用いられてきました。
そのヨモギの葉の裏にある毛茸と腺毛がもぐさの主成分で
燃焼した際の独特の香りは腺毛に含まれる精油成分「チネオール」によるものです。
「灸治療」には直接灸と間接灸の2種類があります。
直接灸は有痕灸とも呼ばれ、整体に強い温熱的刺激を与え
それに伴って生じる生体反応を治療に利用します。
間接灸はもぐさと肌の間に台座などを置き
心地よい温熱刺激で効果的な生体反応を与えます。
輻射熱による温熱刺激なので灸痕が残らないため扱いやすく、一般向けにも販売されています。
『灸治療』の効果は大きく分けて以下の3つに分けられます。
「増血作用」
赤血球・血色素料を増やし、血流を改善する
「止血作用」
血小板の働きを良くして血液凝固時間を短縮し、治療を促進する
「免疫作用」
心機能を亢進させたり、血管の収縮力を増強する
また、冷えを伴う症状にも効果があるなど、上記の効果以外にも様々な効果があります。
『灸治療』については、セドナ整骨院のHPの「一般施術」の「鍼灸治療」のページでも詳しくご紹介しておりますので、そちらも是非ご覧ください。