皆さんこんにちは。
セドナ整骨院の河田です。
今回は「顎関節症」についてのお話をさせて頂きます。
まず顎の症状として一番最初に思い浮かぶもの、
それは顎関節症ではないでしょうか?
顎関節の診断として、
1.顎関節や咀嚼筋(噛む筋肉)等の痛み
2.顎の関節の雑音
3.開口障害、顎の運動の異常
が挙げられます。
このうち、ひとつでも該当すると、顎関節症に当てはまります。
■症状
顎関節症の主な症状として、次のようなものが挙げられます。
1.咀嚼筋の痛みと顎の関節の痛み
2.顎の関節の雑音
3.顎の運動の異常
4.合併症状 ※詳しくは今後話していきます
このうち、今回は「1.咀嚼筋の痛みと顎の関節の痛み」について紹介します。
まず、咀嚼筋の説明をします。
「咀嚼筋」という名前の筋肉なのではなく、
噛むための筋肉がいくつかあり、
それらを総称して「咀嚼筋」といいます。
・咬筋
・側頭筋
・外側翼突筋
・内側翼突筋
この四つになります。
私たちは物を噛んだり
顎を前に出したり横に動かしたりという動作が可能ですが、
これらの筋が役割を持って動かしています。
顎の関節の痛みには、咀嚼筋といわれる顎の
開閉運動をさせる筋肉の痛みと顎の関節の痛みとがあり、
どちらも顎を運動させた時におこります。
口を開閉したときに痛みが出ることが殆どで、
動かしていないときに起こることはまれです。
割合的には関節よりも筋肉に痛みが出るほうが圧倒的に多いといわれています。
その痛みが筋肉なのか、関節なのかの判断も大切になってきます。
顎の関節についてわかりやすく、
すこし踏み込んだ内容についてもお話していきます。
次回も顎関節症についてご紹介していきます!