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女性ホルモンとアロマテラピー③

2018.08.21 | Category: 女性ホルモンとアロマテラピー

こんにちは!

セドナ整骨院・鍼灸院のアロマセラピスト、前田です。

 

前回は、『女性ホルモン』が身体や精神に与える影響をご紹介いたしました。

今回はから『女性ホルモンが原因で起こる不調におすすめのアロマテラピー』をご紹介

いたします。

 

皆さんは「女性ホルモンが原因で起こる不調」と聞いてどんなものを思い浮かべますか?

不調が出るタイミング、不調の症状は人によって、または月によっても様々です。

不調の起こる原因を知り、体調の変化を受け入れることで女性ホルモンとうまく付き合える

ようになります。

その中で自分に合う精油を見つけて、症状を軽く、少しでも心身ともに快適に過ごしましょう。

 

今回はまず「月経前症候群(PMS)」についてお話しいたします。

「月経前症候群(PMS)」とは生理がはじまる3~10日ぐらい前から起こる不快な症状で、

身体的なものから精神的症状まで実にさまざまな症状が現れます。

生理がはじまると嘘のように症状が消えてしまうのも「月経前症候群(PMS)」の特徴の

ひとつです。

症状の引き金となっているのは、排卵後に増加してくるプロゲステロンです。

これは本来、妊娠を助けるホルモンなので、子宮内膜を柔らかくしたり体内に

水分や栄養を溜め込んだり、妊婦さんが安静に過ごせるように眠気をきたすような

生理的作用を担っています。

そのため、生理前の時期はからだがむくみやすくなる、便秘がちになる、体温が上昇する

など、体調が低下しやすいのです。

「月経前症候群(PMS)」の症状は更年期の症状と似ていますが、「月経前症候群(PMS)」は

20~30代女性に多く見られ、生理周期も卵巣機能も正常な人に起こります。

日常生活に差し支えない程度の不調でしたらアロマテラピーを始め、セルフケアで症状が

軽くなることがほとんどです。

生活に差し支えるほどつらいときは、緩和のために治療がいろいろありますので、

婦人科で相談してみましょう。

 

<月経前症候群(PMS)の主な症状>

からだの症状

胸が張る、眠くなる、だるい、食欲が増す、便秘、肩こり、頭痛、

にきび、吹き出物、肌荒れなど

心の症状

イライラする、感情の起伏が激しくなる、気分が落ち込む、集中力低下、無気力感など

 

月経前症候群(PMS)に有効な精油はホルモンバランス調整作用のある精油です。

ただし、これらの精油は経血量に影響を与える精油が多いので、ご自身の経血量に

合わせて精油を選ぶことが重要です。

タイプ別にご紹介いたしますので参考になさってください。

経血量を気にせず使える精油

・イランイラン

・メリッサ

・ローズウッド

・カモミール・ローマン

多量月経・月経過多におすすめの精油

・サイプレス

・ゼラニウム

・ローズ

少量月経におすすめの精油

・クラリセージ

・ラベンダー

・マジョラム

 

いずれも芳香浴だけでなく、ホホバなどの植物油で1%程度に希釈し、デコルテに

塗って吸入するか、痛みが出ている部分に塗布するのもおすすめです。

是非お試しください!

 

次回も、「女性ホルモンが原因で起こる不調におすすめのアロマテラピー」をご紹介していきます。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

 

 


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