Blog記事一覧 > 美肌とアロマテラピー > 美肌とアロマテラピー⑩
こんにちは!
セドナ整骨院・鍼灸院のアロマセラピスト、前田です。
前回、『お顔のオイル美容』についてご紹介いたしました。
基本的な使い方、使用の際の注意点などをご説明させて頂きました。
今回は『お肌のお悩み別におすすめの植物油』をご紹介いたします。
前回まででオイル美容の特性はご理解いただけたかと思います。
ですが、化粧品全般に言える事なのですが、どんな肌質にでも何を使っても良い、と
いう事はなかなかありません。
オイルには保湿効果があるので、どのオイルを使っても乾燥予防にはなります。
しかし、保湿力の違いやオイルの特性を肌質に合わせてチョイスすることでそれ以上の
美容効果が得られるのです。
せっかくお肌に優しいオイル美容を行うのでしたら、精油だけでなく植物油もお肌に
ベストのものを選んであげましょう。
①乾燥肌
先に申しあげたように、全てのオイルに大なり小なりの保湿効果があります。
特に乾燥が気になる、という方には以下のオイルがお勧めです。
・スイートアーモンドオイル
テクスチャーは柔らかめなのですが、保湿力・皮膚軟化作用に優れています。
特に前回ご紹介したブースター代わりに使う方には非常におすすめです。
・ホホバオイル
液体ワックスなので、他の植物油に比べて熱に強く、酸化安定性も高いので初めての方でも
使いやすいです。
人の皮脂と同じワックスエステルを多く含むので、肌馴染みが良く、角質内の水分・油分を
保持してくれます。
②脂性肌
・グレープシードオイル
さっぱりとした感触の、滑りが良いオイルで脂性肌や梅雨時~夏のオイル美容にも
お勧めです。
リノール酸を多く含むので、べたつかずに、硬くなってしまった角質を柔らかくして
くれます。
・アプリコットカーネルオイル
グレープシードオイル同様、さっぱりとして滑りの良いオイルです。
栄養価が非常に高いので、皮脂バランスの乱れからバリア機能が低下した肌にお勧めです。
③老化肌
・アルガンオイル
近年非常に人気のあるオイルで、抗酸化作用に優れ、活性酸素を阻害するのでエイジング
ケアに特に人気があります。
血液循環を促進し、お肌に潤いだけでなく弾力やツヤ、ハリを与えてくれます。
・ローズヒップオイル
メラニン色素の生成を抑え、皮膚組織の再生力が高いので特に美白やシミ対策にお勧めです。
※酸化しやすいので日中は避け、ナイトケアにご使用ください。
④敏感肌
・スイートアーモンドオイル
乾燥肌にもお勧めのオイルなのですが、オレイン酸を多く含むので敏感肌にもお勧めです。
湿疹や皮膚炎によるかゆみや、バリア機能が低下してしまっている肌のケアに多めに塗って、
しっかりと浸透させてあげましょう。
・カレンデュラオイル
敏感肌や炎症を起こしてしまっている肌に非常におすすめの浸出油です。
瘢痕形成作用に優れ、皮膚だけでなく、粘膜や血管組織の修復作用があります。
単品使用がお勧めですが、匂いや色がどうしても気になる方はホホバオイルやスイート
アーモンドオイルとブレンドすると使いやすくなります。
是非、ご自身の肌質に合わせたオイル美容でナチュラル美肌を目指しましょう!
次回から、「女性ホルモンとアロマテラピー」についてご紹介していきます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
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