Blog記事一覧 > アロマテラピーと嗅覚 > アロマテラピーと嗅覚⑦
こんにちは!
セドナ整骨院・鍼灸院のアロマセラピスト、前田です。
前回は「セロトニン」と「香り」の関係をご紹介いたしました。
今回は、「興奮させる脳内伝達物質」の代表格「ドーパミン」と「香り」の関係を
ご紹介いたします。
「ドーパミン」は「快」の感情を司る神経伝達物質です。
期待感、幸福感、達成感などを感じているときに分泌されます。
ドーパミンが放出されると、脳はその「快」をもたらした行動を自動的に記憶し、海馬に蓄えます。
次に同じ状況になった時に、効率よく「ドーパミン」を分泌させるためにニューロンや
シナプスがつなぎ変わり、達成感や快楽を繰り返し感じたい、というモチベーションが
生じます。
達成感や快楽をもたらす行動を繰り返すうちに、シナプスがだんだんと強化され、
成功体験を導ける行動をとれるようにと成長していきます。
「ドーパミン」は成功や新しい挑戦へのモチベーションを高める効果があるのです。
しかし、何度も同じ達成や快を繰り返してばかりいると、脳が慣れてしまい、ドーパミンの
分泌量は減少してきます。
ドーパミンが減少すると、以下のような状態になります。
・疲労感
・やる気がでない
・喜びを感じられない
・集中力・記憶力の低下
逆に過剰分泌になると、以下のような状態になります。
・幻覚やパラノイア(精神分裂病の陽性症状)
・強迫神経症
・精神依存
つまり、ドーパミンは少なくても、そして多すぎても精神のバランスを
崩してしまうのです。
ドーパミンの分泌量のバランスの重要性を理解して頂いたところで、ドーパミンの分泌を
助ける精油をご紹介していきます。
・クラリセージ
・グレープフルーツ
・ジャスミン
・ローズ など
ドーパミンが多く分泌されてしまい、強迫観や依存性を感じたときは、前回ご紹介した
「セロトニン」の分泌を助ける精油を活用するようにしてください。
これに関しては、今後しっかりご説明いたします。
次回は、もうひとつの「興奮させる脳内伝達物質」の代表格「ノルアドレナリン」と
「香り」の関係をご紹介いたします。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
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解剖学⑩ »
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