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「自律神経」と「内臓」について⑪ ~ 副腎疲労症候群 ~

2017.12.10 | Category: 自律神経と副腎疲労症候群

こんにちは!

千葉駅「徒歩1分」

セドナ整骨院・鍼灸院の院長:出口です。

 

前回は副腎疲労症候群の原因についてお話させて頂いました。

そう!「ストレス」と「血糖値」だと話しました。

今日は血糖値について少し詳しく掘り下げていきましょう。

 

 

人間はストレスを受けると自律神経のうち「交感神経」という神経が働きます。

交感神経とは「闘争・逃走」と呼ばれる、戦うか逃げるかを行う神経です。

この闘争・逃走にも必ずエネルギー(血糖)が必要となります。

つまり、ストレスが加わる事で交感神経が興奮し副腎から出ている

コルチゾールを含む糖質コルチコイドらが血中に放出され血糖値が上昇します。

 

またインスリンなど血糖値を下げるホルモンは逆に交感神経の働きによって分泌が減少します。

つまり、ストレスが長くかかることで血糖値が常に高くなっている状態が続いてしまいます。

人の身体の中ではこのような反応が起きているのです。

 

一過性の反応であれば、交感神経の働きが急激に高まることは正常な反応です。

 

しかし、これが継続的に長く続いてしまうこと、そして

身体と脳が勘違いを起こしてしまう事が問題なんです。

 

例えばこの反応は食品の摂取でも起こります。

皆さんがよく飲むコーヒーですが

コーヒーの中に含まれるカフェインが一過性に交感神経を刺激して、一時的に元気になるような気がします。

つまり、「元気になったような気がするだけ」なのに、残り少なくなった力を振り絞れるように身体を動かす。

 

ガソリンが無いのに、アクセルを踏み込んでいるような状態です。

みなさんであれば、この危険な意味がわかると思います。

次回からは血糖値について少し専門的な栄養素や食事の話、身体の反応について話をしていきましょう。

 

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