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アロマオイルトリートメント②

2017.12.09 | Category: オイルトリートメント

こんにちは!

セドナ整骨院・鍼灸院のアロマセラピスト、前田です。

 

前回は「アロマオイルトリートメント」の効果に関してご紹介いたしました。

今回は、オイルトリートメントにおいて重要な皮膚と脳の関係性、

「タッチング効果」をご紹介していきます。

 

「タッチング」とは日本語言うところの「手あて」と非常に近い意味合いがあります。

「手あて」と聞くと、ただ手を当てている状態だけでなく、安心感や温かみをイメージ

する方が多いと思います。

アロマテラピーにおける「タッチング」とは、患者さんに対して安心感を提供する目的で

行われる非言語的(言葉を介さない)コニュミケーションのひとつです。

触れるという行為が皮膚の感覚を通じて大脳を刺激し、オキシトシンやエンドルフィンが

放出されます。

さらに、マッサージは幸せホルモンと言われるセロトニンを増加させることが、昨今の

研究によって解明されつつあるそうです。

 

ではなぜ皮膚に触れることで、脳が気持ちよく感じるのでしょうか?

 

それは「皮脳同根(ひのうどうこん)」。

つまり、「私たちの脳と皮膚は同じルーツを持っている」からです。

 

私たちの大元である受精卵は、お母さんのお腹の中で細胞分裂を繰り返しながら

成長していきます。

そして3週目には胚葉(はいよう)と呼ばれるものができます。

この胚葉は外側から外胚葉、中胚葉、内胚葉と呼ばれる3層の細胞層から成り立ち、

ここからさまざまな器官が作られます。

内胚葉は、主に内臓

中胚葉は骨や筋肉

外胚葉は中枢神経(脳、脊髄)や末梢神経、感覚器(目や耳、鼻や表皮など)を形成します。

 

つまり、皮膚と神経は、同じ根源である外胚葉の部分から分裂し、形成されます

生命としての最初の段階で、皮膚と脳は同じところからスタートしているという

ことなのです。

 

身近な例では、ストレスが溜まったり、イライラすることが多いと吹き出物が出たりと

皮膚が荒れた経験がある方は多いのではないでしょうか?

これは脳が受けたストレスが、皮膚に影響を与えたパターンです

 

「タッチング効果」はこれとは逆で、皮膚が受けた刺激が脳に影響を与えるのです

そして「手あて」に近い、安心感を与える優しいタッチングをすることにより、

幸せホルモンなどが分泌されるのです。

自然界では動物同士でのグルーミングやお母さんと赤ちゃんの触れ合いも、同様の

効果があるとされています。

 

 

次回は、「タッチング効果」によって分泌されるホルモンについてご紹介していきます。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

 

 

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