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妊娠中のアロマテラピー②

2018.10.30

こんにちは!

セドナ整骨院・鍼灸院のアロマセラピスト、前田です。

 

前回から「妊娠中のアロマテラピー」についてご紹介をしています。

色々と心配ごとの多いマタニティライフにアロマテラピーを取り入れることで、少しでも

楽しくハッピーに過ごす為に役立てていただけるようご説明していきますね。

 

まず今回は、基本的なところである『妊娠中にアロマテラピーを行う際のポイント』

ご説明いたします。

①マイナーな精油は避ける

世界には300種類以上の精油が存在すると言われています。

その中には、効能がまだはっきりわかっていないものも沢山あるのです。

あまり耳にしないもの、通常のショップ等ではあまり売っていないようなものは控えた

ほうが無難です。

妊娠中やアロマテラピーに慣れるまではポピュラーな精油を楽しむようにしましょう。

 

②妊娠3ヶ月までは芳香浴を楽しむ

「妊娠中には避けるべき精油」と紹介されていても、香りで楽しむ芳香浴でしたら

全く問題ありません。

変に我慢をせず、「香りを楽しみたい!」と思ったときは心地いいと思う香りを、

適量焚いて芳香浴を楽しみましょう。

 

③妊娠中期以降は、一部の精油ならマッサージもOK

直接肌から吸収した精油の成分は、すぐに血管から全身にまわり、作用が大きい為、

妊娠3ヶ月まではオイルマッサージはキャリアオイルのみで行うのがベストです。

キャリアオイルも種類と作用をしっかりと考慮して選べば十分な効果が得られます。

妊娠中期以降は、アロママッサージやアロマバスを楽しめるようになります。

もちろんすべての精油がOKという訳ではないのですが、使える精油が多くあります。

安定期に入ればさらに使える精油が増えますので、次回詳しくご紹介いたします。

 

④少しでも不快に感じたらやめる

妊娠中は、体が非常に敏感で、体質も以前とは異なります。

そのため、「自分がどう感じているのか」ということがとても重要です。

例えば今までずっと好きだった香りでも、又、妊娠中におすすめとされていても、心地よく

感じられなかったり、体に合わないと感じたら使用をやめましょう。

自分の身体の声に耳を傾けて、その時その時の体調に合わせて精油をチョイスし、アロマ

テラピーを楽しみましょう!

 

次回は「妊娠中に使える精油・注意が必要な精油」をご紹介いたします。

妊娠中のアロマテラピー①

2018.10.23

こんにちは!

セドナ整骨院・鍼灸院のアロマセラピスト、前田です。

 

前回まで、8回にわたり「女性ホルモンとアロマテラピー」についてご紹介をしてきました。

個人差の大きいホルモンバランスの乱れによる不調にもおすすめのアロマを数多くご紹介

させて頂きました。

さて、女性ホルモンの働きが大きく影響する身体の変化でまだご説明していないものが

あります。

それは「妊娠中のお悩み」についてです。

私事で大変恐縮なのですが、実は私、妊娠4か月の妊婦です。

今迄通りにはとても動けていませんが、それでも周りの先生方のサポートの元、お仕事を

続けさせて頂いています。

 

妊娠中の皆様、そして妊娠を経験された方、これから妊娠をお考えの女性の皆様、妊娠中の

お悩み・症状はどこに相談されたらいいか、悩まれてはいませんか?

妊娠中から鍼灸や整体やオイルトリートメントでケアしていくと、オキシトシンという

ホルモンも分泌され、身体だけでなく心も安定してお産に臨むことができ、

安全にお産することができるのです。

妊娠中のお悩みは是非セドナ整骨院にご相談ください!

 

妊娠中は、お腹の赤ちゃんの為に、母体のホルモンのスイッチがONになり、身体の内部で

めまぐるしい変化が起こっています。

お腹の中の赤ちゃんを守るために全エネルギーがお腹に集中するのです。

その為、お腹より離れた肩や首は血流が低下し、凝りを感じやすくなります。

また、妊娠すると女性ホルモンであるリラキシンの影響で関節が緩み、筋肉やじん帯に

負担がかかり、腰の痛みや、足の痛み、恥骨や股関節の痛みが出やすくなるのです。

 

特に多い悩み・症状

☑ 肩こり・頭痛

☑ 腰・お尻の痛み

☑ つわり

☑ だるさ・眠気

☑ 足の浮腫み

☑ 不眠、マタニティブルー

 

 

妊娠中に初めてアロマテラピーを行おうと思っても、特に妊娠初期は精油の中でも使用を

推奨されているものが少なかったり、ネットで調べるといろいろな情報が出てきて判断に

悩まれる方も非常に多いです。

実際、精油には、ホルモンバランスを調整したり、分娩を促進したり、通経作用がある

成分を含むものがあります。

そのため、そのような効果がある精油は、妊娠中には避けたほうが良いと言われています。

しかし逆にポイントさえ押さえれば安心安全かつ効果的にマタニティライフをサポート

できるのです!

 

今後数回に分けて抑えるべきポイント、おすすめの精油、ケアの方法などをご紹介して

いきます!

私自身、初のマタニティライフで試行錯誤の生活ですが、だからこそ皆様にシェアできる

ことをお伝えしていきますので、どうぞよろしくお願い致します。

女性ホルモンとアロマテラピー⑧

2018.10.02

こんにちは!

セドナ整骨院・鍼灸院のアロマセラピスト、前田です。

 

前回、東洋医学の観点から女性ホルモンケアのお話をさせて頂きました。

皆さん、「腎」と聞いて女性ホルモン関係以外にも何か思い浮かびませんか?

そうです。腎臓といえば浮腫みケアです!

女性にとってホルモンバランスと同様、浮腫みは非常に多いお悩みです。

 

 

実は、秋は1年の中でも特に浮腫みやすい時期なのです。

まずは、秋に浮腫みを生じてしまいやすい原因をご説明いたします。

 

・冷たい食べ物や飲み物

真夏は暑さが厳しく、必然的に冷たい飲み物や食べ物を食べる機会が増えます。

秋になっても夏の習慣のまま冷たい物を摂ってしまうと、内臓から身体が冷えて血流が

悪くなり、浮腫みやすくなってしまいます。

・足元の冷え

食べ物同様、衣替えのタイミングも現代では曖昧になり、秋にも夏のファッションのまま、

サンダルなど素足で過ごしている方を多く見かけます。

夜などに気温が下がると足元が冷えて浮腫みやすくなり、老廃物が溜まりやすい

状態になってしまいます。

・一日の気温差

秋は朝晩と日中の気温差が非常に大きくなる季節です。

一日で10℃以上の気温差ができることもあります。

昼間は暑くて水分をたくさん摂りがちですが、夜になり身体が冷えて血流が悪くなると、

日中に摂りすぎた水分が排出できない状態になり、浮腫みやすくなってしまいます。

・秋特有のライフスタイル

秋は「食欲の秋」とも言われるように美味しい食べ物が豊富な時期です。

食べ過ぎや炭水化物の多い食事など、栄養バランスが乱れるとむくみやすくなります。

また、「秋の夜長」でつい夜更かしをしてしまって睡眠不足になり、自律神経の

バランスが崩れてしまうのも浮腫みの原因になります。

 

秋の浮腫み対策で1番大切なのは、夏と同じように過ごさない、という事です。

秋は身体が冷えやすいうえに、寒暖の激しさや、旺盛な食欲、夜更かしなどの

季節的な問題も相まって、「浮腫みスパイラル」に陥りやすい時期なのです。

まずはその日一日の気温や気候の変化に上手に対応し体を冷やさない事、そして

ご自身の生活リズムを守るようにしましょう。

足の浮腫みを感じた日は特に入浴の時間をしっかりと確保し、必ずシャワーではなく

湯船につかるようにしましょう。

湯船につかることで体が温まり、血行や体内の水分の循環が良くなるとともに、水圧に

より、足の下の方に溜まってしまった血液やリンパ液も上半身に戻りやすくなるのです。

 

また、ハーブの力を借りたトリートメントもおすすめです。

「Dr.エバーハルト」の『ヘビーレッグジェル』は足の浮腫みに効果的な成分を

多く配合しています。

代表的なハーブエキス、精油成分をご紹介いたします。

・セイヨウオトギリソウエキス

別名セント・ジョーンズワートといい、癒傷効果が有名な植物です。

血流を活発にし、血行の改善と調整を行う成分が入っています。

・ツボクサエキス

やけどを癒し、肌を滑らかにすることが古くから伝えられています。

結合組織を強化し、下肢の血流を促進してセルライトを改善する効果が明らかに

なっています。

リンパ系の機能を改善することにより身体の余分な流量を除去する助けをします。

・イチョウ葉エキス

血管を拡張し血行を促進する作用のあるフラボノイドの一種ルチンを多く含みます。

ルチンには、むくみの一因である毛細血管からの水漏れを起しにくくする働きがあります。

・ヤロウ精油

中国医学では血流を活発にし、改善と調整を行う植物として広く利用されています。

また、心身ともにエネルギーを調整する作用があります。

・サイプレス精油

サイプレスは体全体のバリア機能を高める効果があります。

体内の水分を調整する機能もあり、老廃物の排出・浮腫みやセルライトの除去にも

効果的です。

・ペパーミント精油

血管を拡張して体を温めた後、冷やし、爽快感をもたらす作用があります。

また、静脈を強化して血流を活発にするだけでなく、収斂作用があります。

1回の塗布でも足が軽くなるのを実感できるので非常におすすめです。

気になる方は是非スタッフまでお問い合わせください!

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