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めまい⑥

2019.06.23

こんにちは!セドナ整骨院の河田です。

前回は『めまいの治療』の一つ、

「頭蓋骨調節」について書きました。

今日は「脳脊髄液調整」についてお話します。

 

◼️脳脊髄液とは

脳室系を満たす弱アルカリ性の液体です。

側脳室、第三脳室、第四脳室にある「脈絡叢」

から産生され、脳の水分含有量の調節をしたり、

形を保つ役割を持っています。

 

 

■脳脊髄液調整

しかし、これが何らかの原因により脳脊髄液の量が減少することで、

脳が動いてしまい通常の位置でなくなってしまい、

めまいやふらつきが起きてしまいます。

脳脊髄液を調整することにより循環を良くし

脳を通常の位置に戻すことで、

自律神経を活性化させ自然治癒力を高めます。

それにより、めまいやふらつきその他症状の回復につながります。

「脳脊髄液調整」についてご理解いただけたでしょうか?

施術の方法は様々です。

めまいやふらつき、頭痛などの症状でお悩みでしたら

ぜひ、セドナにいらしてください!

めまいについて⑤

2019.06.16

こんにちは!セドナ整骨院の河田です。

前回は『めまい』について、

自宅で出来るトレーニングや体操について紹介しました。

 

今回は、セドナ整骨院でおこなっている施術を紹介します。

めまいの原因は、自律神経失調症うつ病であったり、

頭蓋骨の歪みや首こり、肩こりからくるものが多くあります。

耳鼻科で診てもらい耳の中に異常がなければ、

これらの状態を考えればよいのです。

ではめまいの治療のうちの一つを紹介します。

◼️頭蓋骨調節

 

頭蓋骨というのは23個の骨が立体パズルのように組み合わさっていて、

顔面部から頭部を構成しています。

そして頭蓋骨は脳脊髄液」と呼ばれる

体液の流れと共に呼吸に合わせて微弱に動いています。

しかし脳脊髄液の流れが悪くなると、

本来循環すべきはずの脳脊髄液が頭蓋骨内に溜まってしまい

内側から外側に頭蓋骨が押され、広がるように大きくなろうとします。

これも「めまい」の原因の一つです。

頭蓋骨を正しい状態へ矯正する事で、

脳脊髄液の循環が改善させるだけでなく、

自律神経のバランスが整い自然治癒力があがり、

めまい、また頭痛などの短時間での改善が期待できます。

 

6月も折り返しになりました。

最近は気温の急な変化が多い時期です。

体調も崩しやすいので、体調の変化で少しでも気になるような

事がありましたらご相談ください!

めまいについて④ 「寝返り体操」

2019.06.02

こんにちは!セドナ整骨院の河田です。

今回はめまいの体操についてご紹介します。

めまいの多くは三半規管がとても関係しています。

頭の向きをゆっくり変えながら、

三半規管にたまっている耳石を外に出すという方法で

8割以上のめまいが改善します。

この体操を行う場合は、耳石が左右どちらの三半規管にあるか、

また三半規管の3つの管のうち、どの部分に入っているか、

などを検査によって調べる必要があります。

※耳石の位置によって行う運動は異なります。

また、首に負担がかかるため首に痛みやしびれがある場合には

体操を中止してください。

 

左の三半規管の後ろに耳石が入った場合

①枕やクッションを準備します。

②座った姿勢で頭を左45度に向け、この向きのまま体を後ろに倒します。

このとき、頭は枕を利用して低くなるようにし、このまま30秒間保ちます。

③正面を向き、30秒キープします。

④右45度に向き、30秒キープ。そのまま、体ごと右に向き、

30秒キープします。最後に体を起こします。

 

右の三半規管の後ろに耳石が入った場合

①枕やクッションを準備します。

②座った姿勢で頭を右45度に向け、この向きのまま体を後ろに倒します。

このとき、頭は枕を利用して低くなるようにし、このまま30秒間保ちます。

③正面を向き、30秒キープします。

④左45度に向き、30秒キープ。そのまま、体ごと左に向き、

30秒キープします。最後に体を起こします。

注意点
※座った状態から横になるときは、頭をうたないように注意しましょう。

慣れるまでは支えてもらいながら横になってください。

 

 

 

今回ご紹介した体操を無理のない範囲で継続して行い、

改善、または予防につとめていきましょう!

めまいについて③

2019.05.26

こんにちは。セドナ整骨院の河田です。

めまいの種類と原因についてお話しをしてきたので、

今日はその改善と予防トレーニングについて説明します。

めまいの改善に効果的な平衡訓練(トレーニング)をご紹介します。

これは平衡感覚の司令塔である小脳のトレーニングで、

目と耳と足の裏を有効に刺激します。

これから紹介する2つのトレーニングを1セットにして朝と夜に行います。

今からご紹介するトレーニングを続けていると

再発防止やふらつきの予防にも効果があり、

セルフケアにおすすめです。

 

小脳のトレーニング
①右利きの人は右手を前にしっかり伸ばし、親指を立てる

②左手の人差し指は顎に当て、頭を動かさないようにする

③その状態で伸ばした右手を左右に30度づつ動かして、

目は右手親指の先を追いかける

④同じく右手を上下に動かし、親指の先を追いかける

これをリズミカルに左右10往復、上下10往復行います。

※無理のない範囲で行う。異常を感じたら中止する。

目を動かすことで小脳を鍛える方法です。

目で追いにくい場合は動体視力が低下しており、

小脳の機能の衰えが考えられます。

 

 

 

三半規管(耳)のトレーニング
①右利きの人は右手を前に伸ばし、親指を立てる

②首を左右に30度ずつ振りながら、右手の親指の先から目を離さないようにする

 

 

このトレーニングで目が外れやすい場合は、

その方の三半規管の機能が低下している可能性があります。

 

以上のトレーニングをおこなって、めまいを事前に防いでいきましょう!

めまいについて②

2019.05.19

こんにちは!セドナ整骨院の河田です。

前回、めまいの種類について書きました。

分類として、回転性めまい動揺性めまいがあるというお話をしました。

もし、心当たりのある方はどちらの症状なのか、もしくは近いほうなのかを

ぜひ考えながら見てください!

今回はそれぞれの種類をもう少し詳しく説明します。

【回転性めまい】

自身がグルグル回っている感じ、もしくは周囲がグルグル回転すると訴えることが多いもので、

平衡器官への血流障害やの異常が起きた場合に生じます。

 

 

考えられるものは、
・メニエール病

・突発性難聴

・前庭神経炎

・中耳炎

・小脳出血

などがあります。特にメニエール病は回転性めまいのなかでも多く、回転

するような感覚が繰り返し起こり

難聴や耳鳴りを特徴とするものです。

【動揺性めまい】
・身体がふわふわ浮いている感じ、あるいはゆらゆら揺れているような感じと

 

訴えることが多いもので、車酔いにも似て、気分の悪いものです。

考えられるものは、

・脳腫瘍

・脳梗塞

・脳血栓
といった脳血管障害(または脳血流障害)など、に原因があることもあります。

また高血圧やうつ病が原因ということも言われています。

めまいを防ぐための生活習慣

・規則正しい生活を心がけ、質のよい睡眠をとる

・過労、過度のストレスを避ける

・適度な運動やストレッチを習慣化させる

・禁煙(たばこは血管収縮を促進させ、血流を悪くする)

・塩分や水分の過度の摂取を控える※メニエール症に対する予防(塩分を多くとると

水分も多く取るので、内リンパ液の量が増えるため)

・楽しい生活をし、リラックスを心がける

全部変えることはそれぞれの生活スタイルがあるので難しいかもしれませんが、

小さな事でも少しずつ意識してみてください。

少しの意識の積み重ねで、めまいを予防しましょう!

めまいについて①

2019.05.11

こんにちは。セドナ整骨院の河田です。

初めてブログを投稿します!

みなさん「五月病」という名前を聞いたことはありますか?
新しい年度になり新学期、新社会人、引っ越しなどの環境の変化に適応できず

ストレスによりいろいろな症状があらわれる状態のことを言います

 

ストレスによる不調の中でも、悩んでいる人が多い【めまい】についてお話します。

今回はその“種類”を紹介します。

よく、めまいを起こしたとき「ぐるぐる回る」と表現することが多いと思います。
それが『めまい』です。

「めまい」の画像検索結果

中には、
めまいではないけど、頭がふわっとすると表現する人もいます。

実はこの“ふわふわ”するのもめまいの一種なのです。

一つ目にあげた「ぐるぐる回るめまい」は回転性めまいといい

ふわふわするめまい」は動揺性めまいと言います。

 

この二つのめまいの仕方、これは発生部位の違いによるものです。

回転性めまいは内耳、つまり三半規管や耳石器という

“平衡感覚”をつかさどる場所に障害が出ることで起こります。

関連画像

動揺性めまいは、内耳の平衡感覚をコントロールする脳(脳幹や小脳など)の障害が

原因で起こります。脳幹は自律神経をつかさどる場所でもあります。

 

この場合の脳の障害といっても機能が若干低下している程度なので

脳神経外科などで検査をしても特に異常が見つからないといわれる場合が多いです。

とはいえ、自然に治るだろうと放っておくのではなく原因が内耳にあるのか

にあるのかは検査して調べる必要があります。

 

その他、高血圧、低血圧、寝不足や過度の疲労によるものがあります。

ですから、普段から自律神経を乱さない生活を心がけ、疲労をため込まない事が大切です。

4月からの新しい環境で不慣れな中、過ごされている方も多いと思います。

休養はしっかり取って健康な毎日を送りましょう!

 

次回は「回転性めまい」と「動揺性めまい」についてもう少し詳しく話をします。

 

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