


みなさんこんにちは!セドナ整骨院・鍼灸院 千葉駅前院の佐々木です。
新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!
年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか?長期休みで疲れが取れるかと思いきや、帰省で長時間の移動や宴会での暴飲暴食、久しぶりに会う親族との会話で気を遣ったり……何かとお疲れの方も多いように思います。
なんだか胃が疲れてくると、気分まで落ち込んでくるような感じがしませんか?
「胃が重たい日が続いてから、なんとなく気分も晴れない」
「食欲が落ちると、やる気や集中力まで下がる」
これは決して珍しい訴えではなく、鍼灸臨床の現場でも非常に多く見られます。以前のブログでも脳腸相関(brain–gut interaction)というワードを目にした方は多いかと思います。今回はもう少し掘り下げてお話させていただければと思います。
胃は単なる消化器官ではなく、感情・自律神経・ホルモン分泌と密接につながる臓器です。
胃疲れが続くと、気分や精神状態に影響が及ぶのは、自然な生理反応なのです。
胃と脳を結ぶ最大の神経は迷走神経です。
この神経の特徴は、約8割が「胃腸から脳へ情報を送る」役割を担っている点にあります。
つまり、
といった状態は、常に脳へ「不調の信号」として伝えられています。
脳はその信号を受け取ることで、
といった反応を引き起こしやすくなります。
セロトニンは、気分の安定や安心感に関与する神経伝達物質です。
実はその約90%が消化管で産生されています。
胃疲れが続くと、
が起こりやすくなり、結果としてセロトニン産生も低下します。
その結果、
こういった精神的な症状が出てきてしまいます。
これは「気持ちの問題」ではなく、身体の状態が崩れているサインです。
医学研究では、胃腸機能の低下が続くと、
炎症性サイトカイン(IL-6、TNF-αなど)が増加することが示されています。
これらは血流を介して脳へ影響し、
を引き起こす要因となります。
つまり、
胃疲れ → 軽度の炎症 → 脳機能への影響
と波及して不調が引き起こされるのです。
胃の不調と気分の落ち込みが重なると、
「自分が弱いからでは?」と感じてしまう方も少なくありません。
しかし実際には、
身体の疲労が先にあり、心は後から影響を受けている
ということがほとんどです。
胃を整えることは、
ための重要な一歩です。
胃は、心身のバランスを映し出す非常に繊細な臓器です。
胃の不調が続くときは、身体と心の両方が疲れているサインかもしれません。
気分の落ち込みを感じたとき、
「心」だけでなく「胃」にも目を向けてみる。
それが回復への近道になることも少なくありません。
ぜひ参考にしてみてください。