Blog記事一覧 > 解剖学 > 皮膚の構造

皮膚の構造

2019.12.20 | Category: 解剖学

こんにちは!

セドナ整骨院の根本です。

本日は皮膚の構造についてについてお話させて頂きます。

皮膚は私たちの体全体を覆い内部の大切な器官や臓器、生命活動を守る器官であり

人体最大の臓器ともよばれており、皮膚の面積は一般の成人で約1.6㎡で畳一枚分にも及び体重の約16%と言われております。

皮膚の働きは体温を調節し、体の水分・体液などが失われないようにするなど、

体を正常な状態に保つうえでとても大切な働きをしています。

例えば、暑い時に汗をかくことで水分を出し体温を適切な温度に保ったり、

痛みやかゆみを感じることで身体を危険から守る役割を果たします。

その他にも肌には、具体的には次のような働きがあります。

 

  1. 体の内と外を分け、外部からの刺激(紫外線、乾燥、ほこりなど)から体内の水分や諸器官を守る[バリア機能
  2. 皮脂や汗を分泌して老廃物を排出する分泌・排出機能
  3. 表皮や毛穴を通して外界から薬剤などを吸収する経皮吸収機能
  4. 外部の温度を伝わりにくくすると同時に、体温を一定に保つよう調節する体温調節機能
  5. 複数の感覚器が、触・圧・痛・温・冷などの外界の刺激を脳に伝える感覚機能
  6. 侵入した異物や細菌などを排除して、体を守る免疫機能

 

というように様々な役割を果たしており

私たちの体を守ってくれています!

そして肌は、普段私たちが触れている外側から順に、「表皮」、「真皮」、「皮下組織」の層状の構造をしていて、それらの中に「血管」「リンパ管」や神経系、「皮脂腺」「汗腺」などの付属器があり、それぞれが関わりながら働いています。

 

次回は「表皮」、「真皮」、「皮下組織」の構造とはたらきについて紹介致します。


アクセス情報

所在地

〒260-0045
千葉市中央区弁天2-1-1 秋葉ビル1F

休診日

水曜・祝日