Blog記事一覧 > 女性ホルモンとアロマテラピー > 女性ホルモンとアロマテラピー⑤
こんにちは!
セドナ整骨院・鍼灸院のアロマセラピスト、前田です。
前回から、『女性ホルモンが原因で起こる不調におすすめのアロマテラピー』をご紹介
しています。
今回は「月経不順」についてご紹介いたします。
『月経不順』とは、『月経異常』とも言い、「正常月経」に当てはまらない月経の総称です。
正常月経の範囲は、以下の様になっています。
・月経周期日数:25~38日(変動:6日以内)
・出血持続日数:3~7日(平均4.6日)
・経血量:20~140ml
これに当てはまらない場合が月経不順=月経異常となります。
代表的な月経不順には以下のようなものがあります。
・頻発月経
生理周期が25日未満と短く、短期間で出血が反復したりすることがあります。
排卵の有無により卵胞期の短縮、黄体期の短縮(黄体機能不全)および無排卵周期症
などがあります。
初経から間もない時期や閉経直前に多く見られます。
・希発月経
頻発月経とは逆に、月経周期が39日以上3ヶ月以内のものを希発月経といいます。
無排卵周期症や卵胞の成熟が遅れることにより卵胞期が長くなってしまい、月経周期
そのものまで長くなってしまうことが原因です。
若い女性はホルモン分泌リズムが整っていない為、頻発月経と揮発月経を交互に繰り返す
場合もあります。
・機能性子宮出血
ホルモンによる月経のコントロールが変化することによって起こる異常出血をいいます。
月経周期や出血の量、持続日数などからみて月経とは異なる出血のことをいいます。
頻発月経と同じく、初経から間もない時期や閉経直前に多く見られます。
月経不順や無月経の原因で多いのは、急激なダイエットやストレスによるホルモン
バランスの崩れです。
また、昼夜逆転の生活やオーバーワークなど、不規則な生活によって月経リズムが
乱れる人もいます。
自己流のダイエットや食事制限をやめる、有酸素運動を生活に取りいれる、
夜寝る前にリラックスタイムを設ける、睡眠時間を十分に確保する等ちょっとしたことから
改善につながりますので、月経不順でお悩みの方はご自身の私生活を振り返ってみましょう。
もちろんアロマテラピーによるケアもおすすめです。
月経痛に有効な精油はホルモンバランス調整作用や加温効果のある精油です。
・イランイラン
・カモミール・ローマン
・シダーウッド
・ブラックペッパー
・ゼラニウム 等
いずれも芳香浴だけでなく、ホホバなどの植物油で1%程度に希釈し、デコルテに塗って
吸入するか、腹部や足の内側に塗布するのもおすすめです。
また、精油とバスソルトを混ぜてアロマバスにするのもおすすめです。
是非お試しください!
次回も、「女性ホルモンが原因で起こる不調におすすめのアロマテラピー」をご紹介していきます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
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