こんにちは!
セドナ整骨院・鍼灸院のアロマセラピスト、前田です。
今回で4回目になりますが、「春先の不調におすすめのアロマテラピー」として、
花粉症についてご紹介しています。
まずは前回までのおさらいです。
アロマテラピーで花粉症の症状を抑えるには3つのアプローチがあります。
・解毒、浄化
・肝臓の強壮
・皮膚の強壮
前回は「肝臓の強壮」についてご紹介いたしました。
今回は、この中の「皮膚の強壮」におすすめのアロマテラピーをご紹介していきます。
花粉症の症状は、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどがよく知られていますが、実は、
花粉は肌にも大きな影響を及ぼしていて、肌の調子が悪くなったり、敏感になったりする
ことがあるのです。
花粉の影響を受けて起きる肌トラブルは「花粉皮膚炎」と呼ばれており、主に2月〜4月の
スギ花粉の飛散量が多い時期に症状が出る人が多くなります。
症状としては、肌の乾燥・ほのかな赤み・チリチリとくすぐったいようなかゆみなどが
あります。
ジクジクしたような重い症状はなく、上まぶた・頬骨・あご・首など、露出が多い部分に
発症しやすいのが特徴です。
花粉皮膚炎は肌のバリア機能低下により、花粉やアレルゲンが皮膚に侵入するのを防げなく
なることが原因です。
乾燥した状態の肌は、肌表面のきめの乱れや角層のめくれあがりなどが起こっており、
外からの刺激を受けやすくなっている状態なので、花粉皮膚炎にかかりやすくなっています。
また、普段敏感肌でない人も、春先は乾燥の厳しい冬を過ごした春先の肌はデリケートな
状態になるので、注意が必要です。
また、花粉を落とそうと思って肌を擦ったりゴシゴシ洗ったりするのは逆効果になります。
肌がデリケートになっている時は、低刺激の洗顔料・クレンジングを使って余分な
皮脂や汚れをやさしく洗い流しましょう。
肌にとって必要な保湿成分まで失われないよう、ぬるめのお湯を使い、洗顔料も充分
泡立てて使用するのがポイントです。
洗顔後は乾燥を防ぐため、すみやかに精油をブレンドしたホホバオイルなどで保湿を
しましょう。
皮膚の強壮、バリア機能強化におすすめの精油は以下の通りです。
・カモミール・ローマン
・サンダルウッド(ビャクダン)
・ゼラニウム
・ネロリ
以上のような精油を使ってスキンケアやオイルトリートメントを行うことで、お肌の
保湿効果・バリア機能UPをして、花粉症などのアレルギーに対抗できる皮膚を
作っていきましょう。
次回も、「花粉症対策におすすめのアロマテラピー」をご紹介していきます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
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