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アロマテラピーと嗅覚⑧

2018.02.10 | Category: アロマテラピーと嗅覚

こんにちは!

セドナ整骨院・鍼灸院のアロマセラピスト、前田です。

 

前回は「興奮させる脳内伝達物質」の代表格「ドーパミン」と「香り」の関係をご紹介

いたしました。

今回は、もうひとつの「興奮させる脳内伝達物質」の代表格「ノルアドレナリン」

「香り」の関係をご紹介いたします。

 

「ノルアドレナリン」は「脳の興奮」を司る神経伝達物質です。

特に「怒り」や「生命の危機」に非常に重要な働きをしています。

脳全体に広く分布しているノルアドレナリン回路は、状況を分析し、過去の経験と照らし

合わせることで最良の行動を選択する「危機管理センター」なのです。

 

ノルアドレナリンは、脳の緊張状態を変化させることで、覚醒、記憶力、集中力、判断力、

注意力など脳の様々な機能を調整しています。

ノルアドレナリンが分泌されると、ストレスや外部刺激に反応して脳が興奮状態になり、

それらに打ち勝つための闘志をみなぎらせ、作業効率をアップさせるのです。

 

ノルアドレナリンが過剰に放出されると、 「危機管理センター」が危機に過剰反応して

しまっている状態になり、以下のような症状が現れます。

・ナチュラルハイ(躁状態)

・理由のない怒りの感情

・血圧、血糖値上昇

・パニック障害

・強迫性障害

 

 

また不足すると、「危機管理センター」が本当の危機なのに、危機を回避する方策を

とろうとしない状態になってしまい、以下のような症状が現れます。

・無気力、無関心

・判断力低下

・うつ状態

 

 

ノルアドレナリンの分泌を助ける精油には以下の物があります。

・ジュニパー

・レモングラス

・カルダモン

・ローズマリー      など

 

また、「ノルアドレナリン」が多く分泌されていると感じる場合は、「ドーパミン」同様、

「セロトニン」の分泌を助ける精油を活用するようにしてください。

 

次回は、この3回でご紹介してきた「脳内神経伝達物質」同士の関係性をご紹介いたします。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

本場アメリカで学んだカイロプラクティック

をベースにした整体

自律神経失調症・頭痛・肩コリ・腰

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