Blog記事一覧 > 自律神経と副腎疲労症候群 > 「自律神経」と「内臓」について⑨ ~ 副腎疲労症候群 ~
こんにちは!
千葉駅「徒歩1分」
セドナ整骨院・鍼灸院の院長:出口です。
前回は副腎ホルモン低下の症状の検査についてお話しさせて頂きました。
少しおさらいです。
「アジソン病」と「副腎疲労症候群」この2つは似たよう症状を出しますが、重症度が全く違います。
その上で、前回は「副腎の簡易的な検査①:血圧検査」についての話をさせて頂きました。
※検査は簡易的におこなえるものですので、確定診断ではありません。体調管理の「1つの指標」と捉えて下さい。
今日は「副腎の簡易的な検査②」についてです
②「瞳孔チェック」
通常であれば、健常な人の場合、眩しい光を見ると、 瞳孔を収縮する。という反応が起こります。
しかし、副腎疲労症候群の患者さんの多くは副腎皮質ホルモンのアルドステロンの分泌不足で
瞳孔を継続的に収縮することができなくなります。
「瞳孔テスト方法」
①最初に部屋のあかり程度の明るさで瞳孔の大きさを確認
② 部屋を暗くして、目に光を当て、当てた側の目の瞳孔の大きさを鏡で確認
(左右の瞳孔の大きさの比較が必要なため)
③光を当てて「すぐに瞳孔が小さくなり」 、その大きさが「2分以上保持」されていれば健常
※副腎疲労症候群の場合
①瞳孔を2分以上収縮したまま保つ事ができない。
②光を当てた後、瞳孔縮小に時間がかかる。
以上の点が顕著に出現する場合は副腎疲労症候群の可能性が示唆されますので、
すぐに専門の病院を受診しましょう。
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