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交通事故に遭ったら最初に何をするのが正解 ? 【慌てないための6つのステップ】

2026.06.30

いつもセドナ整骨院・鍼灸院・カイロプラクティック 千葉駅前院をご愛好頂き、ありがとうございます。
実は当院、昨年末から多くの交通事故の患者様がご来院されております。
その際に患者様とお話しさせて頂くなかで「交通事故に遭ったら最初に何をするのが正解だったのか?」という話を受けました。
 
なので今回は「 交通事故に遭ったら最初に何をするのが正解  慌てないための6つのステップ」と題して進めていきます。
 
 
◇ 初めに
 
突然の交通事故。。。。頭が真っ白になり、「何から始めればいいの?」と不安になる方は少なくありません。
実は私も数年前に交通事故に遭遇しました。日頃から交通事故の患者様・損保会社様とやり取りしている私ですら 「何から始めればいいんだっけ、、、、?」という状態になりました。
 
自動車を第1当事者とする人身事故は年間約73万5千件であるとの報告があり、免許保有者が人身事故を起こす確率は1年間で約0.92%と言われていて、 一生で50年間車を乗り続けるとすると人身事故を起こす確率は「約37%」とされています。
この確率が高い確率なのか、低い確率なのかはわかりませんが、今回は、交通事故に遭ってしまった際に皆様が慌てず行動できるよう、事故発生から治療開始までの流れを時系列で分かりやすくご紹介いたします。
勿論、この情報が皆様に使われないのが一番でありますが、頭の片隅に入れておく事で、いざという時にお役立て下さい。
 
 
 
◇ STEP1 ◇ まずはご自身と周囲の安全の確保!
 
もし不運にも交通事故にあってしまって場合に、最初に行うべきことは「身の回り・ご自身の安全の確保」です。
車を安全な場所へ移動し、ハザードランプを点灯させるなど、まずは二次事故を防ぐ行動を優先しましょう。
もし怪我をしている方がいる場合には、119番へ連絡し救急車を要請し、救護義務を果たしましょう。
交通事故直後は興奮状態にあり、痛みを感じにくいことも少なくありませんので「大丈夫そうだから」と自己判断せず、少しでも違和感があれば・必ず医療機関で診察を受けて下さい。
また必ず相手の名前と連絡先を交換してください。
 
 
 
 
◇ STEP2 ◇ 必ず警察へ連絡する

交通事故の場合、程度に限らず(軽い接触事故でも)必ず警察へ届け出ましょう。
というのも、警察への届出がないと、「交通事故証明書」が発行されません。
この交通事故証明書は自賠責保険や任意保険の手続きで必要となる重要な書類です。
「相手がいい人だから大丈夫」
「傷が小さいから警察は呼ばなくてもいい」
と思ってしまう方もいらっしゃいますが、後々のトラブルを防ぐためにも
【必ず警察に届け出るようにしましょう】
 
※交通事故証明書の発行がない場合は「物損事故」として扱われてしまうケースもあり、正しい施術が受けられない可能性も出て参ります。
 
 
 
◇ STEP3 ◇ 損害保険会社へ連絡する

事故後は、ご自身が加入している損害保険会社へ必ず連絡します。
もしわからなかったお車をお求めになったカーディーラーの担当者でも構いません。

また、交通事故相手とも連絡をとり、相手方の損害保険会社の担当者様ともやり取りが始めましょう。

この時点では「事故状況」」「ケガの有無」「病院を受診する予定」などを伝えれば十分です。その後、事故状況や過失割合などに応じてご自身で加入されている(相手側が加入している)保険の使用の話を行います。
 
 
 
◇ STEP4 ◇ できるだけ早く整形外科を受診する

まずは病院(できれば整形外科)をできるだけ早く受診されてください。
当院のお問い合わせでも多いのですが「まだ整形外科を受診していないのですが整骨院に受診してもいいですか?」というものがあります。
 
こちらの問い合わせに関しては、事故当日は痛みがなくても、数日後に首や腰の痛み、頭痛、しびれなどが現れることは珍しくなく、また外からだけでは判断できない怪我もありますので、原則として早い段階で整形外科を受診しましょう。
※整形外科では「診察」「レントゲンやCT、MRIなどの画像検査」「処方箋」「診断書の作成」などを行います。
 
※整骨院でも診断証明書を発行できますが、診断範囲の関係で損害保険会社は医科の診断書を優先にしますので、当院ので診断書の発行は原則行いません。

医科での診断書は、保険手続きやもし万が一、後遺障害認定の申請が必要になった場合にも重要な書類となりますので、必ず、整形外科を受診するようにしてください。
 
 
 
◇ STEP5 ◇ 整骨院で継続的な施術を受ける

整形外科で診断を受けた後は、整骨院で施術を受けながら通院することが可能です。

実際に「病院で経過を診てもらう」「整骨院で身体のケアを受ける」
という形で併用される患者様も多くいらっしゃいます。

病院では検査や診断、処方箋を、整骨院では手技療法や物理療法を中心に行うなど、それぞれ役割が異なります。
 
※病院への受診は理想は1週間に一回(最低でも2週間に一回)は必ず行うようにしてください。
 
 
セドナ整骨院を受診するメリットとしては、以下が挙げられます。
 
・お仕事後の受診:セドナ整骨院では夜の19:30まで受け付け
 
・千葉駅徒歩1分の好立地:千葉公園口から徒歩一分の立地にあり平日は1日診療を行っています。
 
・土日祝日の診療:土曜、祝日は朝9時から18時30分まで、日曜日は朝9時から12時30分まで受付が可能です。
 
・窓口負担原則0円、損保会社とのやり取り:当院では自賠責保険(一括対応)、第三者行為による健康保険の使用の両方が可能です。原則として窓口での負担は発生せず、損害保険会社の担当者様と私達の方で直接、やり取りを行わせて頂きます。
※交通事故の状況や保険請求の種類によっては一部、窓口負担が発生します。
 
・交通事故書類の相談:交通事故にあわれた多くの方が人生で初めての書類を目の当たりにします。もし記載の方法が不明などがありましたら私達にご相談下さい。可能な限りアドバイスを行わせて頂きます。
※私達でアドバイス、対応できない書類に関しては当院が所属する協会に問い合わせを行い、返答させて頂きます。
 
 
 
 
◇ STEP6 ◇ 症状が軽くても治療を自己判断で中断しない

交通事故によるケガは、症状が良くなったと思っても無理をすると1~3か月程の間は再び症状が増悪する可能性、また痛みの部位や種類が微妙に変わる可能性があります。

現在、多くの場合(極端な軽症・重症を除いては)、概ね1~3カ月の通院を行える傾向にあります。
 
また、途中で通院をやめてしまい、その後、症状の再燃が見られた場合は「症状との因果関係」の証明が難しくなるケースも多々あり、この部分は私達、施術者サイドではどうする事もできません。
 
やむを得ない理由(転勤や長期の出張、里帰りなど)を除いて、4週間以上通院間隔が空くと施術は「中止」とみなされる事が殆どですので、医師や施術者と相談しながら、計画的に治療を進めることが一日も早い症状改善には大切です。
 
 
◇ 終わりに ◇
 
いかがでしたでしょうか?今回は「交通事故に遭ったら最初に何をするのが正解  慌てないための6つのステップ」と題して進めて参りました。
前述した通り、交通事故は人生の中で遭遇する人もいないまま一生を終える事がある可能性が半数を締めます。
 
仕事・育児を休んでの日中の通院、加害者とのやり取り、慣れない書類のやり取り、損害保険会社様との対応など、人生において「初めて」を経験する事ばかりで、不調がある中でこれらすべてを実施していく事は大変困難です。
 
まずは身体の症状・痛みを優先し、活力に満ちた生活を取り戻せるように私達の方でお手伝いさせて頂きます。が、もちろん事故に遭わない・私達に相談する機会がない人生の方が有意義です。
 
事故を引き起こさないように安全運転・交通ルールを守り生活をされて下さい。
皆様の健康とご多幸を心より願っております。
 
次回は交通事故施術のQ&Aについて書かせて頂きます。
 
 
 
セドナ整骨院・鍼灸院・カイロプラクティック
千葉駅前院
出口
 
 
 
 
 
 
 

鍼灸はなぜ肩こりや腰痛を和らげるのか?~ゴルジ器官編~

2026.06.16

皆さんこんにちは!セドナ整骨院千葉駅前院 鍼灸師兼あん摩マッサージ指圧師の佐々木です。

今回は前回に引き続き「痛み」をテーマに、鍼灸で痛みが和らぐ理由について少しお話させていただければと思います。

肩こりや腰痛は、多くの方が一度は経験したことのある身近な不調です。しかし、その一方で「年齢のせいだから仕方ない」「慢性的だから治らないもの」と諦めてしまっている方も少なくありません。

毎年行われている厚生労働省による健康調査の中に、体の不調についての設問があり、男女ともに毎回上位を占めるのが肩こりや腰痛です。
実際、今このブログを読んでくださっている方の中にも肩こりや腰痛に悩まされている方は多いことかと思います。

肩こり・腰痛は国民病?

不定愁訴についての調査期間は3年おきに行われるため、現時点(2026年6月)での最新版である厚生労働省の『令和4年 国民生活基礎調査』健康の状況(自覚症状)=自覚的に困っている症状によりますと

男性:
1.腰痛
2.肩こり
3.咳や痰が出る
4.鼻がつまる・鼻水が出る
5.疲れやすい

女性:
1.肩こり
2.腰痛
3.手足の関節が痛む
4.疲れやすい
5.頭痛

上記のような順位で自覚症状数があります。いずれも肩こり・腰痛は例年上位2位以上に座しており、国の統計からも非常に多くの方々のお悩みであることがうかがえます。

当院でも、「耳鳴りが主訴です」「自律神経の乱れが気になります」「眠れなくて困っています」といったご相談で来院される患者様が多くいらっしゃいます。しかし詳しくお話を伺うと、肩こりや首こり、腰の張りを同時に抱えているケースが非常に多く見られます。

つまり肩こりや腰痛は、それ自体が症状であるだけでなく、さまざまな不調の土台となっていることが少なくないのです。

肩こりや腰痛はなぜ起こるのか

痛みが出てしまう一つの大きな要因として、筋肉の緊張があります。

長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、運動不足、精神的ストレスなどによって筋肉が緊張すると、筋肉の中を流れる血液の循環が悪くなります。

すると筋肉に十分な酸素や栄養が届きにくくなり、老廃物も滞りやすくなります。その結果、ブラジキニンやプロスタグランジンといった発痛物質が蓄積し、感覚神経を刺激することで痛みや重だるさを感じるようになります。

また、痛みを感じることでさらに身体が緊張し、筋肉が硬くなり、血流が悪くなるという悪循環に陥ることもあります。

慢性的な肩こりや腰痛がなかなか改善しないのは、この悪循環が繰り返されているためです。

そこで鍼灸治療が役立つ可能性があります。鍼灸の代表的な作用の一つが、筋肉の緊張を和らげることです。

鍼灸で筋肉がゆるむ仕組み

これらの症状の改善のため、肩こりや腰痛によく使われるツボとして、肩井や腎兪などがあります。
実は、こうしたツボの中には筋肉本体ではなく、筋肉と骨をつなぐ腱の近くに位置しているものが少なくありません。なぜ筋肉ではなくて腱なのでしょうか。

そのカギを握るのが、腱にあるゴルジ腱器官と呼ばれる器官です。
筋肉の収縮・弛緩に伴って生じる張力のセンサーで、筋肉と骨をつなぐ腱の中に存在し、筋肉にどれくらいの張力がかかっているかを常に監視しています。

鍼灸やツボ押しで肩井や腎兪を刺激すると筋肉の一時的な収縮が起きてこの腱のはたらきが活性化し、刺激はインパルスに変換されます。

このインパルスは、腱紡錘と脊髄を結ぶ1b神経線維を通じて、痛覚などの感覚情報を脳へ伝える中継点である脊髄の後角というところに入ります。

さらにここから、インパルスを伝達する脊髄の神経(介在ニューロン)を通って、脊髄から末梢に向けて伸び、運動指令の情報を筋肉に伝えるα運動神経に伝わります。

α運動ニューロンは筋肉へ「力を入れなさい」という命令を伝える神経です。その活動が抑えられることで筋肉は弛緩し、過剰な緊張が和らぎます。

こうした筋肉の緊張緩和によって血管が広がり、血流が流れやすくなった結果、痛み物質が除去される、という鎮痛効果がもたらされると考えられています。

解剖学的な視点から今回はお話させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?少し難しいキーワードが多くありましたね。

専門的なお話になりましたが、今回のポイントは「ゴルジ腱器官」という筋肉の緊張を調節する仕組みにあります。鍼灸はこの働きを利用して筋肉の緊張を和らげ、血流を改善することで痛みの軽減につなげていると考えられています。

また、近年は身体的な負担だけでなく精神的なストレスがこういった痛みの症状に関与している方も増えています。ストレスを感じると自律神経のうち交感神経が優位になりやすく、身体は無意識のうちに力が入りやすい状態になります。その結果、肩や首、背中などの筋肉が緊張しやすくなり、慢性的なこりや痛みにつながることがあります。

実際に施術を受けられた患者様からは、「肩だけでなく身体全体が軽くなった」「腰の痛みだけでなく睡眠の質も良くなった」「気付いたら頭痛の頻度が減っていた」といったお声をいただくこともあります。

もちろん症状の原因や経過には個人差がありますが、単に痛みのある部分だけを見るのではなく、身体全体のバランスや生活習慣、ストレスの状態なども含めて考えていくことが大切です。

肩こりや腰痛は、「みんなが持っているから仕方ない症状」ではありません。適切なケアによって改善が期待できる症状です。もし長年の肩こりや腰痛にお悩みの方は、一人で抱え込まずお気軽にご相談ください。

鍼灸が皆様の身体を整える選択肢の一つになれば幸いです。

【参考文献】
・厚生労働省
・「東洋医学はなぜ効くのか」著:山本高穂、大野智

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