こんにちは。千葉院の葛西です。
今回は私が高校生の時にボランティアで参加させて頂き、
鍼灸師を目指すきっかけとなった車椅子ラグビーについてお話をしたいと思います。
車いすラグビーは、アメリカやヨーロッパの一部の国では、
四肢に障害を持つ者が行う競技であることからクワドラグビー(QUAD RUGBY)
とも呼ばれてます。
さらにパラリンピック競技で唯一車いす同士がぶつかるタックルが認められている
車いすラグビー。当初競技の激しさからマーダーボール(MURDERBALL)と呼ばれていました。
日本での競技人口はすくないながらも定期的に試合が行われています。
この車椅子ラグビーという競技には、ラグビー、バスケットボール、バレーボール、
アイスホッケー等のたくさんの要素が組合せられており、
バスケットボールと同じ広さのコートで行われます。
車いすは、激しい競技に耐え得る専用の車いすを使用して車いすには、
相手の車いすを止めるためのバンパーや、相手の車いすから逃れるための
ウィングが取り付けられています。
ボールはパスまなはひざの上に置かれてゴールまで運びます。
運ぶ場合は、10秒以内に1回のドリブルを行わなければいけないんです。
ルールの規定内であれば、あらゆる方向にパスすることが可能で、投げたり、
打撃をしたり、転がしたりして運ぶことができるんです。
試合は4対4で行われ、選手交代に人数制限はありません。
選手にはそれぞれ障害の程度によって持ち点がつけられており、4人の持ち点の合計が
ルールで決められた点数以下になるようにチームを編成しなければいけないんです。
激しすぎるスポーツゆえとても怪我が多いのですが、
選手は競技中アドレナリンが出ているためあまり気にならないそうです。
それよりも、車いすのタイヤが常にパンクしてしまう事が困るらしいです。
まだ、あまり知られていないパラスポーツ競技ですが、
私はこの車椅子ラグビーのボランティアに携わり人生が変わりました。
是非、これを読んで頂いて興味を持っていてだけたら
千葉でも大会が開かれているので観戦してみたり
ボランティアに参加したりして頑張っている選手を応援して貰えたらと思います。
セドナ整骨院・鍼灸院 千葉駅前院 葛西桃華