Blog記事一覧 > 自律神経と副腎疲労症候群 > 「自律神経」と「内臓」について④ ~ 副腎疲労症候群 ~
こんにちは!
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セドナ整骨院・鍼灸院の院長:出口です。
少し前回の復習です!自律神経と内臓の密接な関係は少しずつ理解して頂けていると思います。
ストレスを受けやすい内臓は特に以下の三つでしたね!
① 「胃・十二指腸潰瘍」
② 「副腎皮質の肥大」
③ 「胸腺・リンパ系の萎縮」
と言われています。
今日から少し、掘り下げて話をしていきます!
皆さんは「副腎疲労症候群」という言葉を聞いたことがありますか?
副腎疲労症候群とは
「ストレスに対抗するホルモンを放出する副腎が疲れて活動できない」状態になってしまっていることで
体調不良・慢性疲労・自律神経の乱れからくる様々な症状が出てくる状態を指します。
酷くなってくると、丸一日寝たきりになってしまう事もあり、直接的に命の危険性はないにしても、強烈なQOL(生活の質)の低下を招くことになります。
最近では、大分、この言葉を聞くことが増えてきて、少し市民権を得てきたように感じますが対処が出来るまで詳しくお話ししていきましょう。
まずは「副腎」についてからお話ししていきます。
副腎とは腎臓の上に付着している小さな臓器ですが、その主な働きはホルモンを出している事ですが、自律神経治療を行う上で、ストレスを考える上でとても大切なキーワードになってきます。
・腰椎1番のレベルで両側の腎臓の上に付着
・重量は約6-7g(だいたい大きさは親指ぐらい)
・皮質と髄質の2つの部分からなる
・両方とも内分泌器官であるが「発生学的・機能学的に全く異なっている」
・副腎皮質は中胚葉由来で、周囲部に存在し実質の大分部(80%)を占める。
・副腎髄質は外肺葉由来で交感神経節などと同様に神経堤に由来、副腎の中央にある。
※基本的に生体はストレスにより、器官の委縮を招いたり潰瘍を起こしたりするのに対し、副腎皮質だけは肥大を起こしている。内外から刺激に対し、副腎皮質の反応が、体の防御に最も重要な役割を演じているという事がわかると思う。
小さいけど、生命活動を営む上で「縁の下の力持ち」です。
次回は、副腎から放出されるホルモンについてお話ししていきましょう。
本場アメリカで学んだカイロプラクティック
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