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解剖学⑨

2018.01.29

こんにちは!千葉駅「徒歩1分」

整体と鍼灸で高い施術効果を出しています。

セドナ整骨院・鍼灸院の平川です。

 

 

今回も「人体の筋肉」についてご紹介していきます。

 

骨格筋は一般的に2つ以上の骨の間に張られています。

付着する一方を起始、もう一方を停止と呼びます。

 

起始と停止を分ける目安は次のようになります。

 

1、骨格筋が収縮によって移動しない側が起始、移動する側が停止

2、体幹と体肢をつなぐ筋では体幹側が起始、体肢側が停止

3、体肢の中に張る筋では近位が起始、遠位が停止

4、体幹内にある筋のうち水平方向に走る筋では

脊椎に近い方が起始で遠い方が停止

5、一方が骨に付着し、もう一方が皮膚に停止する筋では

骨側が起始、皮膚側が停止

 

そして筋肉の表面には筋膜というものが存在します。

筋膜とはその名の通り、筋肉を覆っている薄い膜のことであり、

隣接する筋肉との摩擦を減らして保護し、収縮を制限する働きがあります。

筋膜は全身に連なる結合組織で、3次元的に身体全体を覆っているため、

「第2の骨格」とも呼ばれています。

3次元的というのは並列に正しく並んでいるのではなく、

縦横無尽に走っている網の目をイメージして頂くと良いと思います。

 

筋肉を包む筋膜にシワができたり固まったりすると、

こりなどの症状を引き起こすことがあります。

その為、筋膜に注目した治療法も広く知られるようになってきました。

先程もお伝えしたように、筋肉は2つ以上の骨の間に張っているので

骨格の歪みは筋膜のしわを作ることにもつながる可能性があります。

 

次回も引き続き「人体の筋肉」についてご紹介していきましょう。

 

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アロマテラピーと嗅覚⑤

2018.01.27

こんにちは!

セドナ整骨院・鍼灸院のアロマセラピスト、前田です。

 

今回は「脳内伝達物質」と「香り」の関係をご紹介いたします。

 

今までお伝えしてきたように、香りをかぐことで感情や記憶に変化が生じることが近年、

化学的にも証明されてきています。

 

具体的には、香りでリラックスしたり、昔の記憶思い出す等の現象が、香りに含まれる

芳香成分(化学物質)によって引き起こされ、脳のどの部分がどのように関係しているのか、

という事が実証されてきています。

 

 

私たちの感情や記憶をコントロールしているのは脳です。

脳内には約140億個の神経細胞があり、脳内で数個から数万個がお互いに手を

つなぎあいながら、情報を伝え合っています。

この神経細胞の間には少し隙間があり、シナプス同士で直接情報(電気信号)を

やり取りすることができません。

そのため、シナプス間の隙間は「神経伝達物質」という化学物質により、情報が

やり取りされています

 

 

脳内には60種類以上の「神経伝達物質」が存在し、それぞれ気分や運動器、

内臓の活動・機能の調整役として働いています。

 

脳内神経伝達物質の働きは、大きく2つに分けることができます。

それは「興奮させるもの」「抑制(鎮静)させるもの」です。

興奮させる脳内神経伝達物質で代表的なのは「アセチルコリン」「ノルアドレナリン」

「ドーパミン」です。

逆に抑制(鎮静)させる脳内神経伝達物質で代表的なのは「セロトニン」「βエンドルフィン」

「オキシトシン」です。

 

この「脳内神経伝達物質」の基本的な働きと、香り(精油)を結びつけることで、気分や感情、

内臓の働きまで自分でもコントロールできるとしたらどうでしょう。

 

ちょっと気分の乗らない日にモチベーションを上げたり、プチ不調をご自身で改善できる

ようになれるのです。

 

そんなワンランク上のアロマテラピー活用法をご紹介していきたいと思います。

 

次回はアロマテラピーで最も需要のある「リラックス」につながる、「抑制(鎮静)

させる脳内伝達物質」と「香り」の関係をご紹介いたします。

 

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

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食事と栄養③

2018.01.26

こんにちは!千葉駅「徒歩1分」

健康に関するアドバイスもおまかせ下さい。

セドナ整骨院・鍼灸院の平川です。

 

 

今回も食事と栄養について「五大栄養素」をご紹介していきましょう。

 

 

前回の続きで無機質(ミネラル)ついてご紹介します。

無機質とは身体の構成成分のうち酸素、炭素、水素、窒素を除いた元素のことです。

 

体内の無機質は常に古いものが新しいものに

入れ替わる代謝という活動をしています。

 

代表的な必須無機質として鉄、カルシウム、亜鉛、

マグネシウム、ナトリウム、カリウムなどがあります。

 

ほとんどの無機質は魚介類や海藻類を含めた

バランスの良い食事で摂取できますが、

カルシウムと鉄に関しては不足しやすい為

意識的にとることが必要です。

カルシウムはご存知の通り骨や歯の形成に不可欠です。

 

〇カルシウムを多く含む食材

食材名 摂取目安 カルシウム量
牛乳 200g 200mg
ヨーグルト 90g 108mg
チーズ 20g 126mg
小魚 5g 110mg
小松菜 80g 136mg

 

鉄は血中で酸素を運ぶヘモグロビンなどを構成します。

したがって鉄が欠乏すると貧血などを引き起こしてしまいます。

 

〇鉄を多く含む食材

食材名 摂取目安 カルシウム量
豚レバー 60g 7.8mg
ひじき 5g 2.8mg
アサリ 30g 0.5mg
ほうれん草 80g 1.5mg

 

いかがですか?

少し意識をして食事をしてみて下さいね。

 

次回も「五大栄養素」について続きをご紹介していきます。

 

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アロマテラピーと嗅覚④

2018.01.23

こんにちは!

セドナ整骨院・鍼灸院のアロマセラピスト、前田です。

 

前回から2回に分けて、「におい」が「嗅覚」からどうやって「脳」に伝わって行くのか、

お伝えしています。

今回は「嗅覚」と「脳」の関係をご紹介いたします。

 

少々前回と重複するのですが、嗅球では、嗅神経の軸索が僧帽細胞と房飾細胞の

主樹状突起に達していて、嗅糸球体を形成しています。

僧帽細胞と房飾細胞は機能的に類似していて、ともに嗅覚皮質に軸索を送っています。

さらに、嗅球には糸球体周辺細胞(抑制性神経)が存在していて、1つの糸球体を他の

糸球体へ結合しています。

また、顆粒細胞には軸索が無く、僧帽細胞と房飾細胞の副樹状突起との

相反性シナプスを形成しています

このシナプスで、僧帽細胞または房飾細胞がグルタミン酸を放出して顆粒細胞を興奮させ

顆粒細胞はγ-アミノ酪酸(GABA)を放出して僧帽細胞または房飾細胞を抑制しています

僧帽細胞と房飾細胞の軸索は、外側嗅索を経て嗅覚皮質(前嗅核、嗅結節、梨状皮質、

扁桃体、内側嗅皮質)の錐体細胞の先端樹状突起に終止しています。

 

香り情報はこの部位から、直接前頭皮質や、視床を経て眼窩前頭皮質に伝達されます。

眼窩前頭皮質への経路は香りの認知に、扁桃体への経路は匂い刺激に対する情動的反応に

関係していると考えられています。

また、内側嗅皮質への経路はプルースト効果のような嗅覚性記憶に関係しています

米国コロンビア大学のRichard Axel博士とフレッド・ハッチソン癌研究センターの

Linda Buck博士は、2004年に「嗅覚受容体遺伝子の発見と嗅覚感覚の分子メカニズムの解明」

という論文でノーベル医学生理学賞を受賞しました。

その業績の一つは、嗅覚受容体を作る遺伝子を特定したことです。

一つの遺伝子が一つの嗅覚受容体を作りますが、受容体の数(=遺伝子の数)はマウスで

約1,000種類あります。

ヒトでも約350種類あり、全遺伝子の1%を占めています。

 

嗅覚受容体遺伝子が発見されて以来、嗅覚受容体を含む嗅神経から嗅球にかけての形態や

機能に関する研究は著しく発展しています。

ところが、どのように香り情報が脳内で処理され、知覚が形成されるのかについては、

解明されている途中です。

最近、香りが実際に脳内因子の発現・変化を引き起こすことが明らかにされてきています。

今後、香りによって生じる脳の細かい部位の変化を詳細に解析し、香りが脳機能に及ぼす

影響についての知見・情報が増えていくと思いますので、非常に楽しみですね。

 

今回は少し聞きなれない単語が多く、難しくなってしまいました。

次回は皆さんも聞いたことのある「ドーパミン」や「ノルアドレナリン」など、

「脳内伝達物質」と香りの関係をご紹介いたします。

 

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

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解剖学⑧

2018.01.22

こんにちは!千葉駅「徒歩1分」

整体と鍼灸で高い施術効果を出しています。

セドナ整骨院・鍼灸院の平川です。

 

 

今回からは「人体の筋肉」についてご紹介していきます。

 

人体の細胞には多かれ少なかれ収縮機能があり、

このうち特に収縮能が発達したものを筋組織といいます。

 

筋組織は構造と働きのうえから3種類に分類されます。

第一は、主として骨格に付着して骨格を動かしたり支えたりする骨格筋(横紋筋)

第二は、心臓の壁をつくっている心筋

第三は、内臓器官のなかに広く分布し、それらの器官を動かす

広い意味での運動をつかさどる内臓筋(平滑筋)です。

 

随意筋不随意筋にも分けられ、随意筋は骨格筋、不随意筋は心筋と内臓筋です。

したがって、自らの意志で動かせるのは骨格筋のみとなります。

一般に筋肉という場合には、骨格筋をさして使われることが多いと思います。

人体には大小様々な骨格筋があります。

一般的に骨格筋の総重量は身体の体重の半分を占め、

骨格を動かす働きが主で関節運動には必須といえます。

 

また骨格筋には酸素を貯蔵するミオグロビンを多く含み、

持久力や姿勢の維持などに重要な赤筋(遅筋)

グリコーゲンやブドウ糖を無酸素的に分解し、

乳酸を生成してエネルギーを生産する白筋(速筋)に区別されます。

 

筋肉の多くは骨の外面にあり、

人体の外形(輪郭)の構成に大きく関与します。

したがって骨格筋は体表から触れられるものが多く、

筋肉の発達や萎縮は個人の体型の形成に影響します。

ひとことで筋肉と言っても色々な種類があることがわかったと思います。

 

次回も引き続き「人体の筋肉」についてご紹介していきましょう。

 

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シリーズ 「東洋医学」①

2018.01.21

こんにちは!

千葉駅「徒歩1分」

セドナ整骨院・鍼灸院の院長:出口です。

今回から新シリーズ

「東洋医学」についてお話ししていきます。

 

セドナ整骨院の鍼灸治療の基礎になっているのは

ズバリ「東洋医学」と呼ばれる学問です。

よく耳にする東洋医学と西洋医学。いったい何が違うのでしょうか?
簡単に言うとこの二つは全く違った観点から体を見て・アプローチをしていく医学です。


「西洋医学」では手術・投薬を代表とする「局所治療」が主になります。

風邪などの症状から一刻を争う救急救命や命にかかわる難病など、病院では西洋医学が得意とする治療が施され

日々多くの命が助かっています。

 

「東洋医学」では、本来、私たちの体は勝手にバランスが取れているものである為、

治すというよりも元に戻すという考えが適切となります。
しかしそのバランスが崩れるとさまざまな病気になると考えているのが東洋医学です。

「局所<全身」という考えです

 

東洋医学で「バランス」を示す概念は、大きく分けて二つあります。

 

「陰・陽」
なんとなくイメージがつくかもしれません。
太陽と月、男性と女性、光と陰、+と-、裏と表など、万物は対極にある二つの概念で支えられているという考えです。
そしてそれは、体にも応用されています。

両極の力・バランスが崩れた時(もしくはその前)に、病気が起きるという考え方です。


「虚と実」
そしてもう一つの大切な考えとして、東洋医学には「虚・実」という考え方があります。
これは陰と陽の状態が「プラスなのか?」「それともマイナスなのか?」、その状況を表わすのにを用いる考えです。

「虚」とはマイナス・低下している状態を意味し、「実」とはプラス・向上している状態を表わします。
この二つは陰陽と同じで、どちらが良くどちらが悪い。というものではありません。
両者のバランスがとれている状態が初めて健康と言える状態なのです。


このように東洋医学では、どちらが悪いではなく、どちらも関係があり、バランスがとれている事を正常とします。

次回は「陰・陽」「虚と実」についてより実践的な考えをご紹介していきます!

 

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アロマテラピーと嗅覚③

2018.01.20

こんにちは!

 

セドナ整骨院・鍼灸院のアロマセラピスト、前田です。

 

 

今回から2回に分けて、「におい」が「嗅覚」からどうやって「脳」に伝わって行くのか

詳しくご紹介いたします。

まずは「嗅覚」はどうやって匂いをキャッチし、知覚しているのかをお伝えします。

 

ヒトを含めた哺乳動物において嗅覚の受容は、鼻の奥にある嗅覚器(嗅覚受容器)

行われます。

私達の鼻の奥には、鼻腔とよばれる空間が広がっていますが、その天井の部分に、

匂いを感知するための器官、嗅覚器が存在します。

 

この部分の上皮には、嗅細胞(嗅覚細胞、嗅覚受容細胞)という細胞が存在し、

この細胞表面にある微絨毛と呼ばれる、細い毛のような構造(嗅毛)が鼻腔内部に

向かって突出しています。

この嗅毛には匂いの分子の受容体(センサー)が並んでいます。

受容体は匂いの分子の立体構造を判断する為にポケットのような構造をしています。

鍵と鍵穴をイメージして頂くとわかりやすいのですが、匂い分子が、その分子と同じ形の

凹みを持った受容体にはまると、嗅覚細胞内で反応が起こります

 

 

匂い分子(鍵)は約40万種類あると言われているのですが、人間が知覚できる匂いの

種類は数千から一万種類だと言われています。

しかし、匂いの受容体(鍵穴)は数百種類程度しかありません

鍵と鍵穴は1対1ではなく、鍵穴の方が少し大雑把にできていて、似たような形の鍵なら

開いてしまう、という構造なのです。

もちろん、似ていない香りを同じ受容体が受け入れてしまうことはありません。

私達が「この匂いは、(まったく別の)あの香りに似ている」と感じる物の中には、

匂いの分子に同じものが含まれている場合だけではなく、この匂いの分子同士が似ている

だけで、同じ成分が含まれていない場合もあるのです。

 

また、この部分の細胞膜には、嗅覚受容体と呼ばれる膜タンパク質が存在しており、

ここに匂い物質が結合することで、嗅細胞は活性化されます。

 

 

嗅細胞は、鼻腔の天蓋部分の上に隣接した、嗅球(きゅうきゅう)とよばれる脳から

突出した器官に連結しています

匂い物質によって活性化された嗅細胞は、嗅球内部にある、嗅覚を伝達するための

神経細胞(嗅神経)に信号を伝え、それが最終的に嗅覚中枢に到達することで、

ヒトは「匂い」を感じるのです。

 

 

次回は「嗅覚」が「嗅球」に届いた先、「脳」における匂いの伝わり方をご紹介いたします。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

 

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食事と栄養②

2018.01.19

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健康に関するアドバイスもおまかせ下さい。

セドナ整骨院・鍼灸院の平川です。

 

 

今回も食事と栄養について「五大栄養素」をご紹介していきましょう。

 

 

五大栄養素とは

 

タンパク質

脂質

炭水化物

無機質

ビタミン

 

の5種類でしたね。

 

■タンパク質・無機質

体を作るのに欠かせないのがタンパク質無機質ミネラル)です。

タンパク質はカラダをつくる筋肉、内臓、皮膚、血液など

体の主要な構成成分です。

タンパク質を構成するアミノ酸は20種類あり、

そのうちの9種類の体内で合成できないものを必須アミノ酸と呼びます。

したがって必須アミノ酸は食事から補う必要があります。

 

また、骨を強くするカルシウム、体内で酸素を運ぶヘモグロビンの

材料であるなど、それぞれの無機質をバランス良くとることが大切になります。

 

タンパク質を多く含む食材

食材名 摂取目安 タンパク質量
1個 6.2g
豆腐(木綿) 1/3丁 6.6g
納豆 1パック 7.4g
1切れ 17.8g
牛もも肉 100g 21.2g
鶏むね肉 100g 22.3g
鶏ささみ 1本(40g) 9.2g

 

やはり動物性のタンパク質に含有量が多いことがわかりますが

同時にカロリーも上がりますので注意が必要です。

そして魚には不飽和脂肪酸といって体内で固まらない油が

含まれているので中性脂肪やコレステロールが気になる方は

魚を積極的に摂ると良いでしょう。

 

次回も「五大栄養素」について続きをご紹介していきます。

 

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アロマテラピーと嗅覚②

2018.01.16

こんにちは!

セドナ整骨院・鍼灸院のアロマセラピスト、前田です。

 

前回から「嗅覚」に関してご紹介しています。

今回は、「嗅覚」と「記憶」に関して、詳しくご紹介いたします。

 

皆様は「プルースト効果」という言葉をご存知でしょうか。

 

「プルースト効果」とは、嗅覚や味覚から過去の記憶が呼び起こされる心理現象のこと

を言います。

例えば、ラベンダーの香りを嗅いで、北海道のラベンダー畑に旅行に行った時の

景色(情景)を思い出す、といった現象です。

 

フランスの文豪「マルセル・プルースト」の小説『失われたときを求めて』で有名に

なった現象なので著者名が現象の名前の由来になっています。

その小説の中で、主人公が紅茶にマドレーヌを浸したときに、その香りを嗅いで幼少期の

記憶がよみがえるシーンがあり、その描写が元となっています。

 

 

この不思議な現象はフィクションの世界だけのものではなく、近年、科学の力によって

解明されてきています。

昨年2017年にも大阪産業大学と花王株式会社の共同研究による論文が発表され、心理学、

アロマテラピーの両業界で話題になりました。

 

いまだに謎が多い脳のメカニズムですが、「におい」から思い出される記憶は

他の感覚器からの刺激よりも情動的な反応を引き起こす、ということも分かってきています。

嗅覚によって想起される記憶がより情動的であり、また他の感覚器によって想起される

いかなる記憶よりも正確である、という結果も明らかにされています。

 

前回ご紹介したように、五感の中で嗅覚だけは「大脳辺縁系」と直接つながっています。

この「大脳辺縁系」に含まれる「扁桃」への直接的な関係が、匂いの情動的想起力を

説明する上でおそらく大きな手がかりになる、と言われています。

個人的に、解明されるのが非常に楽しみな分野です。

 

また、この「プルースト効果」を利用して、勉強などの学習効果を高める実験なども

行われています。

勉強する際に特定の香りを嗅いでいる状態を保ち、数週間後のテストの時に、香りを

焚かないグループと、香りを焚くグループとに分けて点数の平均を比較したところ、

正答率が前者は75%、後者は83%だったという実験結果も残されています。

是非、日常生活の中でも、「におい」と「記憶」の関係を上手に使ってみては

いかがでしょうか。

 

「におい」と「記憶」の関係性をご紹介しましたので、次回は「におい」が「嗅覚」から

どうやって「脳」に伝わって行くのか、をご紹介いたします。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

 

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解剖学⑦

2018.01.15

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今回は人体の骨の「下肢」についてご紹介していきます。

 

下肢の骨は骨盤も合わせると66個あり

上肢同様、下肢も「下肢帯」「自由下肢骨」に分けられます。

 

下肢帯とはいわゆる骨盤のことであり

腸骨、坐骨、恥骨の3つに分けられます。

腸骨が背骨から続く仙骨とつながり

仙腸関節」を構成します。

 

骨盤は骨格の中で最も性差が著しいものであり、

その差は10歳前後から始まって思春期以後は顕著となります。

主な相違点を挙げると

 

・女性の骨盤の方が全体的に負荷を受けやすい

・男性の骨盤腔は狭く、漏斗状であるが

女性は広く、低い円筒形である

・腸骨翼の開きが男性の方が大きく、女性は直位に近い

・仙骨は女性の方が幅広く短い、また、彎曲度が小さい

 

などです。この差は女性には子宮がある為と考えられます。

 

骨盤には「寛骨臼」という半球状の陥凹があり

ここに大腿骨がはまり込んで股関節を構成しています。

その為、基本的に股関節は脱臼しにくい構造になっています。

自由下肢骨とはいわゆる足のことであり、

大腿骨、膝蓋骨、脛骨、腓骨、足根骨、中足骨、指骨で構成されます。

 

大腿骨は人体の中で最も長く強大な長管骨

長軸方向の圧力には700kg以上耐えられると言われています。

 

膝蓋骨は本来運動や荷重のある骨ではありませんが、

膝関節を守り、ももの筋肉の「テコ」の支点になる役割があり、

膝を伸ばす力を強くしてくれます。

 

膝下の下腿は脛骨と腓骨の両骨からなり、両下端が内果と外果と呼ばれる

いわゆるくるぶしです。

足部の骨と合わせて足関節を構成します。

 

以前もご紹介しましたが足部は

構成している骨の数は28個あり、

両足部では56個にもなります。

成人の骨の数は208個と言われていますので

足部だけで4分の1占めるということになり、

それだけ重要で精密な機能を持つ部分ということです。

 

足部の痛みや不調は早めにみせて下さい。

 

次回からは「人体の筋肉」についてご紹介していきましょう。

 

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