こんにちは!
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セドナ整骨院・鍼灸院の院長:出口です。
前回は血糖値についてお話をさせて頂きました。
交感神経「闘争・逃走」には必ずエネルギー(血糖)が必要となります。
交感神経が興奮し副腎からコルチゾールらが血中に放出され血糖値が上昇します。
逆にインスリンなど血糖値を下げるホルモンは交感神経の働きによって減少します。
という流れでしたね。
特にカフェインは一過性に交感神経を刺激して、一時的に元気になるような気がします。
(ちなみに勘違いしている患者さんも多いですがカフェイン含有量は、コーヒーより紅茶、紅茶より緑茶の方が多いですのでご注意下さい)
甘いものも取り方・物によっては同じ反応が起こります。
甘いものを食べると、急激に血糖値が上がります。
血糖値が上がると、一時的に元気になったような気がしますが体のことを考えると良くありません。
特に血糖値を急激に上昇させるのは「白砂糖」と「精製された白い穀物」です。
精製された白い穀物というのは、白いご飯、白いパン、うどん、小麦粉、そうめんなどです。
しかもビタミンやミネラルを含む胚芽の部分を捨ててしまっているので、カロリーはあっても栄養は乏しい食品なのです。
また市販されている甘いジュース、コーラ、炭酸飲料、コーヒー、紅茶などには
「10%程度」の白砂糖が含まれているようなのです。
冷えていますと味覚が鈍くなりますのでそれほどたくさんの砂糖が入っているとは気づきにくいものですが
1本のペットボトルが350mlとすると約35gの白砂糖を摂っていることになります。
このように私たちは普段の食べ物から何気なく身体に負担をかけていることがあります。
食べ物1つにしても注意が必要になりますね!!
本場アメリカで学んだカイロプラクティック
をベースにした整体
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セドナ整骨院・鍼灸院の院長:出口です。
前回は副腎疲労症候群の原因についてお話させて頂いました。
そう!「ストレス」と「血糖値」だと話しました。
今日は血糖値について少し詳しく掘り下げていきましょう。
人間はストレスを受けると自律神経のうち「交感神経」という神経が働きます。
交感神経とは「闘争・逃走」と呼ばれる、戦うか逃げるかを行う神経です。
この闘争・逃走にも必ずエネルギー(血糖)が必要となります。
つまり、ストレスが加わる事で交感神経が興奮し副腎から出ている
コルチゾールを含む糖質コルチコイドらが血中に放出され血糖値が上昇します。
またインスリンなど血糖値を下げるホルモンは逆に交感神経の働きによって分泌が減少します。
つまり、ストレスが長くかかることで血糖値が常に高くなっている状態が続いてしまいます。
人の身体の中ではこのような反応が起きているのです。
一過性の反応であれば、交感神経の働きが急激に高まることは正常な反応です。
しかし、これが継続的に長く続いてしまうこと、そして
身体と脳が勘違いを起こしてしまう事が問題なんです。
例えばこの反応は食品の摂取でも起こります。
皆さんがよく飲むコーヒーですが
コーヒーの中に含まれるカフェインが一過性に交感神経を刺激して、一時的に元気になるような気がします。
つまり、「元気になったような気がするだけ」なのに、残り少なくなった力を振り絞れるように身体を動かす。
ガソリンが無いのに、アクセルを踏み込んでいるような状態です。
みなさんであれば、この危険な意味がわかると思います。
次回からは血糖値について少し専門的な栄養素や食事の話、身体の反応について話をしていきましょう。
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前回は副腎疲労症候群についての簡易検査についてお話させて頂いました。
少しおさらいです。
簡易検査としては
1.血圧について と、2.瞳孔について です。
大切な、上記二つの簡易検査に心当たりがあるならば、一度、詳しく精査するべきだという事です。
今日は副腎疲労症候群の「もう一つの原因」についてお話させて頂きます。
何度もお話しさせて頂きましたが、副腎疲労症候群は副腎が疲れて抗ストレスホルモンである
「コルチゾール」を放出できない状態なので、自律神経に関わる様々な症状が出てきます。
すぐに生命の危機に直面することはないまでも強烈なQOL(生活の質)の低下を招く
また時間が解決してくれる問題ではないため、専門的な、継続的な対処をしないと
症状は回復しないどころか進行していく可能性があります。
なので、まずはストレスをマネジメントする事が大切です。
1つ目の原因は「ストレス」です。
そして二つ目として多い原因は「安定しない血糖値」だと言われています。
繰り返される血糖値の大きな変動は副腎の機能を司る「脳下垂体」の機能を妨げる。という事が言われています。
まずはストレスを上手くマネジメントしていき、自律神経を安定させ、ストレスに強い身体を作る事。
そして「血糖値」について正しい知識と行動を起こしていく事が大切になります。
次回からは血糖値について少し専門的な栄養素や食事の話をしていきましょう。
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前回は副腎ホルモン低下の症状の検査についてお話しさせて頂きました。
少しおさらいです。
「アジソン病」と「副腎疲労症候群」この2つは似たよう症状を出しますが、重症度が全く違います。
その上で、前回は「副腎の簡易的な検査①:血圧検査」についての話をさせて頂きました。
※検査は簡易的におこなえるものですので、確定診断ではありません。体調管理の「1つの指標」と捉えて下さい。
今日は「副腎の簡易的な検査②」についてです
②「瞳孔チェック」
通常であれば、健常な人の場合、眩しい光を見ると、 瞳孔を収縮する。という反応が起こります。
しかし、副腎疲労症候群の患者さんの多くは副腎皮質ホルモンのアルドステロンの分泌不足で
瞳孔を継続的に収縮することができなくなります。
「瞳孔テスト方法」
①最初に部屋のあかり程度の明るさで瞳孔の大きさを確認
② 部屋を暗くして、目に光を当て、当てた側の目の瞳孔の大きさを鏡で確認
(左右の瞳孔の大きさの比較が必要なため)
③光を当てて「すぐに瞳孔が小さくなり」 、その大きさが「2分以上保持」されていれば健常
※副腎疲労症候群の場合
①瞳孔を2分以上収縮したまま保つ事ができない。
②光を当てた後、瞳孔縮小に時間がかかる。
以上の点が顕著に出現する場合は副腎疲労症候群の可能性が示唆されますので、
すぐに専門の病院を受診しましょう。
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前回は副腎から放出されるホルモン低下の症状についてお話しさせて頂きました。
少しおさらいです。
「アジソン病」:副腎機能の「全面的な低下」
「副腎疲労症候群」:コルチゾールという一部のホルモンの放出量が「低下」
この2つは似たよう症状を出しますが、重症度が全く違うものです。
その上で、今回は「副腎の簡易的な検査①」についての話をさせて頂きます。
※検査は簡易的におこなえるものですので、確定診断ではありません。体調管理の「1つの指標」と捉えて下さい。
①「血圧の測定」
横になった時の血圧と、 立った時の血圧を比較することで
副腎疲労症候群かどうか一つの判断指標となります。
正常な場合、人は 立ち上がることで血圧が上昇します。
しかし、副腎疲労症候群に分類される状態になると
コルチゾール・アドレナリン・アルドステロンと呼ばれる血圧に関係する
ホルモンの分泌量が減ることから、 立ち上がっても血圧を上げることができません。
(検査実施の際は「立ちくらみ」に十分お気を付けください)
簡便方法
・5分程度横になり安静にした後、血圧を測定
・測り終えたらそのまま立ち上がって、再度血圧を測定
・起立時の血圧低下の割合が10mmHg以内の場合、「副腎疲労症候群」が疑われる一つの指標です。
逆に10mmHg以上の血圧低下は、 副腎機能が単に低下しているだけでなく、副腎不全の可能性も考えられますので、すぐに専門の病院を受診しましょう。
次回は自分自身でも行える副腎疲労症候群に関しての「簡易的な検査②」についてお話ししましょう。
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前回は副腎から放出されるホルモンの「量的限界」についてお話しさせて頂きました。
少しおさらいです。
あなたの副腎皮質から放出されるホルモン(コルチゾール)は後天的に容量を鍛えていく事が難しいものです。
これを「量的限界」と呼び、10mlなら10ml、12mlなら12mlとその中で生活しています。
何かのタイミングで多くのコルチゾールを消費してしまった場合、その量の限界を超えることで体に症状となって表れてきます。
その上で、今回は「副腎のホルモンの欠乏」についての話をさせて頂きます。
一般の医療現場で言われる「副腎機能不全(低下症)」は「アジソン病」と呼ばれる物が多いです。
主症状として:・疲労感・体重減少・食欲不振・低血糖・低血圧・脱力感などが現れます。
実はこれ、当院が得意としている「うつ病」の症状によく似たものが出ます。
うつ病は身体のアプローチで改善しますが、この「アジソン病」の場合、治療は投薬が必要な為、内科への受診が絶対条件となります。
その一方、「副腎疲労症候群」に関しては主症状に大差はないものの
アジソン病ほどではないですが、コルチゾールの放出量が「低下」する事をさします。
つまり、アジソン病では副腎機能の「全面的な低下」
一方、副腎疲労症候群に関してはコルチゾールという一部のホルモンの放出量が「低下」という事です。
私達で取り扱うことのできる「副腎疲労症候群」の原因は過度なストレスです。
ストレスは「精神的」「構造的」「化学的」「環境的」なストレスの4つに分類されます
次回は自分自身でも行える副腎疲労症候群に関しての「簡易的な検査」についてお話ししましょう。
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前回は副腎から放出されるホルモンについてお話ししました。
副腎からは「副腎皮質ホルモン」と「副腎髄質ホルモン」と言う大事なホルモンでていますが、覚えていますか?
特にこの中でも副腎皮質から分泌される「コルチゾール」というホルモンはストレスに抵抗する為のホルモンです。
ですがいつまでも、長い時間ストレス被曝がつづくと、このコルチゾールが枯渇状態になり、普通の生活を送ることさえ困難になります。
仮にあなたのコルチゾールの貯蔵量の限界が、10mlだとします。
そう、この10mlがあなたの「量的限界」です。
そしてこのあなたの量的限界は努力によって増えるものではないのです。
生まれ持った量的限界は後天的に鍛えていく事が難しいものであります。
あなたは1日のうちに2mlのコルチゾールを生み出せると仮定しましょう。
普段のお仕事や人間関係のストレスで毎日、2mlのコルチゾールを消費します
つまり、量的限界は10mlあり、毎日2mlが循環されている状態です。
ですが今日はあなたにとって大きなストレスがあり、コルチゾールを4ml使ったとしましょう。
そうしたら残りは6mlになります。そして明日には2ml足せて8mlになります。
⇧※写真はイメージです
ですが、明日はより大きなストレスで5mlのコルチゾールを使ったとします。すると残りは3mlです。
わかりますか?
このように人は徐々に徐々に副腎のホルモン貯蔵量が減っていってしまい
「必要な時に必要なホルモンの分泌ができなくなってしまい、身体の症状となって表れてしまうのです」
症状が完成してからでは手遅れです。
健康に見える状態から自律神経の働きを改善させることで
量的な限界を迎える前にケアをしていく事で症状を抑えていけるようにしていきましょう。
次回は、ホルモンの欠乏についての話をさせて頂きます。
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前回から「副腎疲労症候群」について話を始めています。
改めて、副腎疲労症候群とは?
「ストレスに対抗するホルモンを放出する副腎が疲れて活動できない」状態になってしまっていることで
体調不良・慢性疲労・自律神経の乱れからくる様々な症状が出てくる状態
という話をしたと思います。
では「ストレスに対抗するホルモン」とはなんでしょうか?
副腎には大きく分けて「髄質」と「皮質」の二つの組織が存在します。
そしてその二つの組織からは
「副腎皮質ホルモン」と「副腎髄質ホルモン」と言う大事なホルモンが放出されます。
その中に「ストレスに対抗するホルモン」が含まれています。
ではまず、この「副腎皮質ホルモン」と「副腎髄質ホルモン」をみてみましょう。
◎副腎髄質(カテコールアミン系)
「アドレナリン(エピネフリン)」
「ノルアドレナリン(ノルエピネフリン)」
※副腎髄質の特徴として、交感神経系の機能を増強すると共に糖質代謝にも関与、特に緊急時の有害刺激に対して生体を抵抗させるのに重要なホルモンであるという事です。
◎副腎皮質(ステロイドホルモン)
「鉱質コルチコイド(アルドステロン)」
「糖質コルチコイド(コルチゾール)」
「性ホルモン(アンドロゲン)」
前回から話にでている「抗ストレスホルモン」は副腎皮質ホルモン「コルチゾール」として知られています。
厳密に言うと抗ストレスホルモンはさまざまありますが、このホルモンによってストレスから身を守ろうとするんですね。この代表格が副腎皮質のホルモン「コルチゾール」です。
その「コルチゾール」は人体の中で人それぞれ貯蔵量が決まっています。
その量は人によって違いますが「無限ではありません」
簡単に言うと、ストレスに抵抗するコルチゾールには「量的限界」があるので、いつまでもストレスに抵抗し続けられないものと思ってください。
いつまでも、長い時間ストレス被曝がつづくと、副腎ホルモンが枯渇状態になり、ストレスに対抗する事が難しくなり普通の生活を送ることさえ困難になるという事です。
次回はコルチゾールの「量的限界」についてのお話しをさせて頂きます。
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少し前回の復習です!自律神経と内臓の密接な関係は少しずつ理解して頂けていると思います。
ストレスを受けやすい内臓は特に以下の三つでしたね!
① 「胃・十二指腸潰瘍」
② 「副腎皮質の肥大」
③ 「胸腺・リンパ系の萎縮」
と言われています。
今日から少し、掘り下げて話をしていきます!
皆さんは「副腎疲労症候群」という言葉を聞いたことがありますか?
副腎疲労症候群とは
「ストレスに対抗するホルモンを放出する副腎が疲れて活動できない」状態になってしまっていることで
体調不良・慢性疲労・自律神経の乱れからくる様々な症状が出てくる状態を指します。
酷くなってくると、丸一日寝たきりになってしまう事もあり、直接的に命の危険性はないにしても、強烈なQOL(生活の質)の低下を招くことになります。
最近では、大分、この言葉を聞くことが増えてきて、少し市民権を得てきたように感じますが対処が出来るまで詳しくお話ししていきましょう。
まずは「副腎」についてからお話ししていきます。
副腎とは腎臓の上に付着している小さな臓器ですが、その主な働きはホルモンを出している事ですが、自律神経治療を行う上で、ストレスを考える上でとても大切なキーワードになってきます。
・腰椎1番のレベルで両側の腎臓の上に付着
・重量は約6-7g(だいたい大きさは親指ぐらい)
・皮質と髄質の2つの部分からなる
・両方とも内分泌器官であるが「発生学的・機能学的に全く異なっている」
・副腎皮質は中胚葉由来で、周囲部に存在し実質の大分部(80%)を占める。
・副腎髄質は外肺葉由来で交感神経節などと同様に神経堤に由来、副腎の中央にある。
※基本的に生体はストレスにより、器官の委縮を招いたり潰瘍を起こしたりするのに対し、副腎皮質だけは肥大を起こしている。内外から刺激に対し、副腎皮質の反応が、体の防御に最も重要な役割を演じているという事がわかると思う。
小さいけど、生命活動を営む上で「縁の下の力持ち」です。
次回は、副腎から放出されるホルモンについてお話ししていきましょう。
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