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鍼灸治療の作用②

2019.09.06 | Category: 鍼灸

こんにちは!

セドナ整骨院・鍼灸院の鍼灸師の春日です。

今回は鍼の作用の残りの作用とお灸の作用をご紹介していきます。

まず鍼治療の作用の復習として

・調整作用
・誘導作用
・鎮痛作用
・防衛作用
・免疫作用
・消炎作用
・転調作用
・反射作用

前回、防衛作用までご紹介させていただいたので、今回は免疫作用からご紹介していきます。

 

 

5つ目の免疫作用とは免疫能を高める作用です。

どういうことかと言いますと

外部から体内に侵入した細菌・ウイルスなど異物の排除をしてくれる細胞の働きを促してくれます。

6つ目の消炎作用は鍼治療によって

白血球(外部から体内に侵入した細菌・ウイルスなど異物の排除)が増加し、刺鍼部位に遊走します。

また血流改善により、痛みを引き起こす物質などの吸収を促進させ、生体の防衛能力を高める作用です。

 

7つ目の転調作用とは自律神経失調症やアレルギー体質を改善して、体質を強壮にするさようです。

 

8つ目の反射作用とは痛み刺激あるいは温熱刺激による反射機転を介して、

組織、臓器の機能を鼓舞あるいは抑制する作用です。

このような8つの作用をさまざまな症状に合わせて、

使い分けながら鍼灸師は鍼治療を行っています。

 

 

そして、最後にお灸の作用をご紹介します。

お灸は施灸後の血液像(赤血球、血色素量など)、血液凝固時間の短縮

あるいは循環系に対する作用が認められ、

増血作用止血作用強心作用があるとされています。

 

 

次回は「陰陽五行論」をご紹介していきます。

どうぞ宜しくお願いします。


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