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東洋医学 ⑪

2019.07.19 | Category: 東洋医学

こんにちは!

セドナ整骨院・鍼灸院のアロマセラピスト、前田です。

 

 

前々回から『今の時期、これからの時期にオススメのツボ』

をご紹介しています。

今回は今の時期の「頭痛」について、そしてオススメのツボをご紹介いたします。

 

梅雨の時期になると頭痛がある

頭が重いなどの症状に悩まされることがあります。

 

この時期の頭痛は湿気や気圧の変化が原因となって引き起こされますが

さらに2種類に分けることができます。

まずはそれぞれの頭痛について解説します。

 

「緊張性頭痛」

1つめは肩や首などの筋肉に緊張が広がった場合です。

筋肉の血流が悪化し筋肉の動きが悪くなっていることが原因です。

 

また、アルコールの飲み過ぎ等で肝臓が疲弊している時に

悪化しやすいとも言われています。

肩周りの筋肉が腫れたように硬くなっていたり

その症状が首から背中にかけて連なることもあります。

 

「筋筋膜性頭痛」

2つ目は、血が筋膜に入った場合です。

筋膜とは筋肉を包む膜のことで、腕や足など体全体に張り巡らされていますが

この筋膜付近で血流が悪くなると、ネバネバした水分が筋膜に溜り

筋肉の動きに引っかかりが生じ、筋肉同士がギシギシ擦れてしまう状態になってしまいます。

 

それによって頭痛が引き起こされるとされています。

女性で生理の際に頭痛が出るという方はこの筋筋膜性頭痛に該当します。

 

この時期の頭痛にオススメのツボは『手三里』と『風池』です。

 

「手三里(てさんり)」

頭痛やだるさ、やる気が起きない、悩みやすいなど精神的な症状にもおすすめです。

消化不良などの胃腸の働きをととのえる効果もあります。

ヒジを曲げた時にできるシワに人さし指をおき、指幅3本。

くすり指があたっているところが手三里です。

 

 

「風池(ふうち)」

頭痛や目、耳、鼻、の不調に効果があるツボです。

その他にも熱の上がり始めや咳が出る等の風邪の症状にもオススメです。

首の後ろの左右のスジに指をおき、指をすり上げていき、髪の生え際辺りの左右外側の窪みのあるところです。

手の力だけで押すのではなく少し頭を後ろに傾けて自重でゆっくり圧をかけます。

また指圧だけでなく天柱等と一緒に温めるのも効果的です。

 

正しいツボの取り方&実践編として、是非ご自身の生活に取り入れてみてください。


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