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東洋医学 ⑨  〜むくみのツボ〜

2019.06.25 | Category: 東洋医学

こんにちは!
セドナ整骨院・鍼灸院のアロマセラピスト、前田です。

前回は『経穴』の取り方のコツについて詳しくご紹介しました。
そこで、今回からは『今の時期、これからの時期にオススメのツボ』をいくつかご紹介いたします。
正しいツボの取り方&実践編として、是非ご自身の生活に取り入れてみてください。

 

 

今年も梅雨の時期になりました。
毎年のこととはいえ、この時期
「何となく体の調子が悪い」
と感じる方は非常に多いです。

今年関東圏が梅雨入りしたのは6月8日でしたが
梅雨明け予想は、、、なんと7月21日!!

 

約1ヶ月半も梅雨が続くと予想されており
まだ半分ほども雨の多い時期が残っています。
そんな梅雨の時期を少しでも快適に過ごせるようなツボをご紹介いたします。

 

そもそも、梅雨シーズンに起きる「むくみ」の原因は、なんなのでしょうか?
この時期の空気は、他の季節よりも湿気を多く含みます。

私たちの身体はほとんどが水分でできており、
通常、体温と共に水分のバランスを保ちながら生きています。

ところが、天候や気圧が不安定になるこの時期は
自律神経のバランスが乱れ、体温調節にも影響が出ることがあります。

 

それに加えて、洗濯ものがカラっと乾かず湿っぽい状態が続くように
熱を下げるためにかいた汗がなかなか蒸発せず、スムーズな発汗の妨げになることもあるのです。

結果、体内の水分排出がうまくいかなくなり
身体の中に水分を溜め込んで「むくみ」を引き起すのです。

 

そんなむくみにオススメのツボは『湧泉』『天窓』です。

「湧泉(ゆうせん)」
腎臓と膀胱の機能を高め排尿がスムーズになり
むくみを解消してくれる特効ツボです。
足の裏の中央よりやや上、足の指を曲げた時、へこむところに位置します。
両手の親指を重ねて「湧泉」にあてて押しもみます。
床に座って脚を伸ばし、片方の足の「湧泉」を両手の中指で押さえながら
ひざの曲げ伸ばしを行うと、さらに効果がアップします。

「天窓(てんそう)」
首筋の胸鎖乳突筋の後ろに位置するツボ。
顔や頭部の血行をよくして顔のむくみを改善します。
耳の後ろの骨からまっすぐ下におろした線と、喉仏の線が交わるところにあります。
中指の腹を「天窓」にあて、気持ちいいと感じる強さで押しもみます。
筋肉を持ち上げるようなつもりで行うと効果的です。

 

ツボ押しで体内の余分な水分の排出を促して
すっきりした身体で梅雨を乗り切りましょう!

 

次回も『今の時期、これからの時期にオススメのツボ』をご紹介いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。


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