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妊娠中の鍼灸治療②

2019.03.05 | Category: 妊娠中の鍼灸治療

こんにちは!

セドナ整骨院・鍼灸院のアロマセラピスト、前田です。

 

前回から、妊娠中の鍼灸治療についてご紹介しています。

今回はその中でも「つわりに対する鍼灸治療」についてご説明していきます。

 

西洋医学ではつわりの原因は「ホルモンバランスが大きく関係していると思われるが、

明確な原因は不明」だとされています。

また、それに付随する諸々の不快症状・マイナートラブルに関しても「病気ではないから」

「妊娠にはつきものの症状だから」と言われてしまう事が殆どです。

 

 

 

前回ご説明したように、鍼灸をはじめ東洋医学は、体の機能がバランスを崩した時、

健康な状態を回復するように治癒力を高める事を目的とした医療です。

西洋医学で「病気ではないので治療できない」と言われてしまいがちな「不調」や

「不定愁訴」「不快症状」にも、東洋医学なら対処ができます。

 

東洋医学では、悪阻の原因は大きく分けて「脾胃虚弱」と「肝胃不和」に分けられます。

ちなみに私は「脾胃虚弱」のタイプでした。

「脾胃虚弱」は血が子宮に集まり、子宮内は充実して衝脈の気が旺盛になり、衝気が経絡に

沿って上逆するため胃を冒し、脾胃が虚弱になり悪阻が発症しているそうです。

その様な場合は「胃熱」を下げる様な治療を行います。

治療をして頂いた後は呼吸が楽になり、気持ち悪さや吐き気、げっぷも減り、つわり中には

珍しく食事も美味しくいただけました。

 

妊娠中はホルモンバランスも乱れストレスが溜まりやすい状態です。

そんな状態のときに「体が辛いのにわかってもらえない。良くならない。」というのは

妊婦さんの心身、ひいてはお腹の中の赤ちゃんにとっていい事は一つもありません。

自分の体の状態をしっかりと診て貰えて、身体の調子も良くなるとストレスや不快感情も

減り、マタニティライフを快適に過ごせるようになります。

 

「つわりに対する鍼灸」というと「内関」「足三里」「裏内庭」などが定番のツボと

されていますが、つわりの症状に個人差があるように、その方にとってベストな

治療法やツボも千差万別です。

つわりで悩まれている方には是非一度、プロの治療を受けて頂きたいと思います。

当院では、多くの妊婦さんが施術にご来院されて施術経験・豊富な知識もあり、

安心して施術を受けて頂けます。

初めての鍼灸治療ですと不安に思われる方もいらっしゃると思いますが、お一人お一人に

合わせたオーダーメイド治療を行っていますので、ご自身の症状は勿論、不安に思う事等

なんでもご相談ください。

 

次回は、逆子に対する鍼灸治療についてご紹介していきます。

どうぞ、よろしくお願いいたします。


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