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女性ホルモンとアロマテラピー⑧

2018.10.02 | Category: 女性ホルモンとアロマテラピー

こんにちは!

セドナ整骨院・鍼灸院のアロマセラピスト、前田です。

 

前回、東洋医学の観点から女性ホルモンケアのお話をさせて頂きました。

皆さん、「腎」と聞いて女性ホルモン関係以外にも何か思い浮かびませんか?

そうです。腎臓といえば浮腫みケアです!

女性にとってホルモンバランスと同様、浮腫みは非常に多いお悩みです。

 

 

実は、秋は1年の中でも特に浮腫みやすい時期なのです。

まずは、秋に浮腫みを生じてしまいやすい原因をご説明いたします。

 

・冷たい食べ物や飲み物

真夏は暑さが厳しく、必然的に冷たい飲み物や食べ物を食べる機会が増えます。

秋になっても夏の習慣のまま冷たい物を摂ってしまうと、内臓から身体が冷えて血流が

悪くなり、浮腫みやすくなってしまいます。

・足元の冷え

食べ物同様、衣替えのタイミングも現代では曖昧になり、秋にも夏のファッションのまま、

サンダルなど素足で過ごしている方を多く見かけます。

夜などに気温が下がると足元が冷えて浮腫みやすくなり、老廃物が溜まりやすい

状態になってしまいます。

・一日の気温差

秋は朝晩と日中の気温差が非常に大きくなる季節です。

一日で10℃以上の気温差ができることもあります。

昼間は暑くて水分をたくさん摂りがちですが、夜になり身体が冷えて血流が悪くなると、

日中に摂りすぎた水分が排出できない状態になり、浮腫みやすくなってしまいます。

・秋特有のライフスタイル

秋は「食欲の秋」とも言われるように美味しい食べ物が豊富な時期です。

食べ過ぎや炭水化物の多い食事など、栄養バランスが乱れるとむくみやすくなります。

また、「秋の夜長」でつい夜更かしをしてしまって睡眠不足になり、自律神経の

バランスが崩れてしまうのも浮腫みの原因になります。

 

秋の浮腫み対策で1番大切なのは、夏と同じように過ごさない、という事です。

秋は身体が冷えやすいうえに、寒暖の激しさや、旺盛な食欲、夜更かしなどの

季節的な問題も相まって、「浮腫みスパイラル」に陥りやすい時期なのです。

まずはその日一日の気温や気候の変化に上手に対応し体を冷やさない事、そして

ご自身の生活リズムを守るようにしましょう。

足の浮腫みを感じた日は特に入浴の時間をしっかりと確保し、必ずシャワーではなく

湯船につかるようにしましょう。

湯船につかることで体が温まり、血行や体内の水分の循環が良くなるとともに、水圧に

より、足の下の方に溜まってしまった血液やリンパ液も上半身に戻りやすくなるのです。

 

また、ハーブの力を借りたトリートメントもおすすめです。

「Dr.エバーハルト」の『ヘビーレッグジェル』は足の浮腫みに効果的な成分を

多く配合しています。

代表的なハーブエキス、精油成分をご紹介いたします。

・セイヨウオトギリソウエキス

別名セント・ジョーンズワートといい、癒傷効果が有名な植物です。

血流を活発にし、血行の改善と調整を行う成分が入っています。

・ツボクサエキス

やけどを癒し、肌を滑らかにすることが古くから伝えられています。

結合組織を強化し、下肢の血流を促進してセルライトを改善する効果が明らかに

なっています。

リンパ系の機能を改善することにより身体の余分な流量を除去する助けをします。

・イチョウ葉エキス

血管を拡張し血行を促進する作用のあるフラボノイドの一種ルチンを多く含みます。

ルチンには、むくみの一因である毛細血管からの水漏れを起しにくくする働きがあります。

・ヤロウ精油

中国医学では血流を活発にし、改善と調整を行う植物として広く利用されています。

また、心身ともにエネルギーを調整する作用があります。

・サイプレス精油

サイプレスは体全体のバリア機能を高める効果があります。

体内の水分を調整する機能もあり、老廃物の排出・浮腫みやセルライトの除去にも

効果的です。

・ペパーミント精油

血管を拡張して体を温めた後、冷やし、爽快感をもたらす作用があります。

また、静脈を強化して血流を活発にするだけでなく、収斂作用があります。

1回の塗布でも足が軽くなるのを実感できるので非常におすすめです。

気になる方は是非スタッフまでお問い合わせください!


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