Blog記事一覧 > 女性ホルモンとアロマテラピー > 女性ホルモンとアロマテラピー⑥
こんにちは!
セドナ整骨院・鍼灸院のアロマセラピスト、前田です。
前回から、『女性ホルモンが原因で起こる不調におすすめのアロマテラピー』を
ご紹介しています。
前回は「月経不順」についてご説明いたしましたが、今回はさらに症状が
進んでしまった状態、「無月経」についてご紹介いたします。
『無月経』とは、月経が3か月以上ない状態を言います。
医学的には、18歳になるまで生まれてから一度も月経を経験していない「原発性無月経」
と、反復的な周期の月経を経験していた女性が、3か月以上月経がなくなってしまう
「続発性無月経」に分類されますが、ここでは「続発性無月経」について説明いたします。
前回もご紹介したように、特に初経後などの若い女性は、ホルモンバランスが安定せず、
月経周期が崩れることはよくあることです。
頻発月経や稀発月経は、生活リズムを整えれば多くの場合周期が安定してきます。
ホルモンバランスの乱れの原因には以下のようなものが考えられます。
・長期にわたる体調不良や精神的ストレス
・無理なダイエットや拒食症
・過度のスポーツなどによる体脂肪の過度の減少
・薬の副作用 等
しかし、無月経のなかには甲状腺や卵巣、下垂体などの病気が隠れていることがあります。
病気にはなっていなくても、ホルモンの分泌が促されないことで、骨が脆くなって骨折
しやすくなったり、子宮が大きくならず将来的に不妊に悩まされることが多くなります。
月経前や月経中は腹痛や頭痛が起きたり、精神的に不安定になりイライラする女性も多く、
月経=不調、面倒と思う女性も多いようです。
中には、「生理がこないほうが楽」と考える人もいるかもしれませんが、月経は女性の
体と心を健康に保つための重要な役割を果たしているのです。
無月経の状態を6カ月以上放置すると、回復が難しくなるといわれています。
「生理周期が乱れている」「3カ月生理がきていない」といった人は早めに
受診することをお勧めします。
もちろんアロマテラピーによるセルフケアもおすすめです。
「無月経」に有効な精油はホルモンバランス調整作用の中でも特に、
エストロゲン様作用のある精油です。
・イランイラン
・フェンネル
・クラリセージ
・ジャスミン 等
いずれも芳香浴だけでなく、ホホバなどの植物油で1%程度に希釈し、デコルテに塗って
吸入するか、腹部や足の内側に塗布するのもおすすめです。
また、精油とバスソルトを混ぜてアロマバスにするのもおすすめです。
是非お試しください!
次回も、「女性ホルモンが原因で起こる不調におすすめのアロマテラピー」をご紹介していきます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
コメントを残す