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シリーズ 「東洋医学」⑧

2018.02.25 | Category: 東洋医学

こんにちは!

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セドナ整骨院・鍼灸院の院長:出口です。

前回までに「五臓六腑」の六腑の「胆」「小腸」の2つについて話をさせて頂きました。
覚えていますか?

この二つの大まかな働きは

6、胆・・・胆汁を貯蔵し、排泄する。

7、小腸・・・食べ物を栄養素と不要なものに分ける

と、いうことでしたね。その上で今日は、残りの4つを診ていきましょう!

 

 

8、胃・・・ 飲食物を最初に受納し、初歩の消化を行い脾をサポートする。

飲食物を最初に受け入れ、脾の働きを助けます。

荒く、大きく消化された飲食物は小腸に送られ、脾の作用で消化されて「水穀の精微」となります。

初歩消化は、必ず「脾の運化機能」と相互に配合され、気・血・津を生成して全身に行き渡らせる働きがあります。

「胃の気」と呼ばれるエネルギーは下降するのが正常です

この下降する作用によって、胃から小腸、小腸から飲食物の残渣が下って大腸に至り、大腸から糞便となるます

逆に胃の気が上に向かって反逆(胃逆)すると、吐き気や嘔吐などの症状がでてきます。

 

9、大腸・・・飲食物から水分を吸収、便をつくる。

大腸の主な働きは、小腸で消化吸収された後の食物の残渣を糞便として体外に排出する役割です

小腸から送られた不要物を受け入れて、さらに水分のみを吸収します。

五臓では「肺」と密接な表裏関係があり「肺気の粛降」のサポートを行います。

また大腸の伝導機能には「胃の下降作用」「腎の気化作用」を支える関係があることから。

胃気が降りなければ、肺気も降りず、あるいは腎気が不足の時は排泄困難を起こす事が知られています。

 

10、膀胱・・・腎から送られた尿を貯蔵、排泄

膀胱の主な働きは貯尿と排尿にあります。

五臓では「腎」と密接な表裏関係があり、腎の働きをサポートします。

単純的に貯める・出すだけではなく、排尿の指示が腎から伝えられると、膀胱が開きます。

腎気の作用は水液を転化させ、尿液とする事です

しかし、 腎気が不足すると膀胱の機能も正常でなくなり、排尿の回数が増え、頻尿となり、排尿時に尿道に疼痛を引き起こす。

 

 

11、三焦・・・津液、気の通り道

東洋医学特有の考え方であり、 対応する(実在する)臓器は なく、津液と気の通路です。

上から上焦、中焦、下焦に分けられおり

「上焦」は(口から胃の入口)心肺の機能を含みます。

「中焦」は(胃の入口から出口)脾の機能を含 みます 。

「下焦」は(胃の出口から陰部)は、肝腎の機能を含みます 。

 

 

本場アメリカで学んだカイロプラクティック

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