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シリーズ 「東洋医学」④

2018.02.11 | Category: 東洋医学

こんにちは!

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セドナ整骨院・鍼灸院の院長:出口です。

 

前回は 五行説 の 「相生・相克関係」 についてと「五臓六腑」についてお話しさせて頂きました!
すこし復習です!

 

五行説では臓器も五行に配当するんでしたね!
木は「肝」、火は「心」、土は「脾」、金は「肺」、水は「腎」 これが「臓」の部分です
木は「胆」、火は「小腸」、土は「胃」、金は「大腸」、水は「膀胱」 そして「三焦」の六つが「腑」となります。

ではこの「五臓六腑」はどんな働きをしているのでしょうか?

 

「六腑とは?」

簡単に説明しますと、 六腑は「消化吸収・排泄」に関係するものが集まっています。

 

まず順序として口から物を食べて「胃」に入り消化されます

西洋医学的にはここで消化(分解)されるのですが、東洋医学的な思想では
体に必要な栄養素(水穀の精微)と不要な成分(糟粕)に分けるとされています

必要な栄養素(水穀の精微)は、そのあと「胆」の機能でより細かく分解され吸収しやすくなります

その後、「小腸」で栄養素は吸収され、残った成分は固形のものは「大腸」、液体のものは「膀胱」を通じてからだの外へ排泄されます。

 

最後に残った「三焦」ですが、、、ここの働きと考え方はまた今度詳しくお話ししていきますが

三焦とは特定の臓器を表すものではなくて、体の上側から「上焦・中焦・下焦」との3つエリアに分ける考え方をいいます。

三焦の内部は西洋医学で言う「リンパや体液」これは東洋医学に置き換えると「津液」と呼ばれ三焦はその巡りを主っています。

 

「五臓とは?」

次に五臓の説明に移ります、六腑の胃や腸で吸収した栄養素(水穀の精微)を材料として
気・血・津液を作り出し、貯蔵し生命維持活動を行うのが五臓の大まかな働きです。

 

 

各臓器には、肝気、心気、脾気、肺気、腎気と呼ばれる各臓器にの気があります、この気のはたらきによって、臓器はそれぞれの役目の機能を発揮しています。

 

東洋の肝は西洋の肝臓に、東洋の腎は西洋の腎臓にかかわっていますが

東洋医学では西洋医学の臓器分類とはちょっと違う範囲や\考え方を持っています。

 

例えば「心」が強くなる(実する)と、その影響は図からわかるように「肺」に出ます。
ですから、「肺」の調子が悪くなったとき東洋医学では肺そのものだけを見るのではなく、そこに関係する「心」の様子を見ます。

そして、「心」が実になりすぎないような処置をすると同時に、「心」に影響を与える「肝」の働きを強めるのです。
こうして、悪い部分だけをピンポイントで見ていくのではなく、体全体のバランスを整えるという視点で治療していくのが東洋医学の方法なのです。

 

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