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解剖学⑦

2018.01.15 | Category: 解剖学

こんにちは!千葉駅「徒歩1分」

整体と鍼灸で高い施術効果を出しています。

セドナ整骨院・鍼灸院の平川です。

 

 

今回は人体の骨の「下肢」についてご紹介していきます。

 

下肢の骨は骨盤も合わせると66個あり

上肢同様、下肢も「下肢帯」「自由下肢骨」に分けられます。

 

下肢帯とはいわゆる骨盤のことであり

腸骨、坐骨、恥骨の3つに分けられます。

腸骨が背骨から続く仙骨とつながり

仙腸関節」を構成します。

 

骨盤は骨格の中で最も性差が著しいものであり、

その差は10歳前後から始まって思春期以後は顕著となります。

主な相違点を挙げると

 

・女性の骨盤の方が全体的に負荷を受けやすい

・男性の骨盤腔は狭く、漏斗状であるが

女性は広く、低い円筒形である

・腸骨翼の開きが男性の方が大きく、女性は直位に近い

・仙骨は女性の方が幅広く短い、また、彎曲度が小さい

 

などです。この差は女性には子宮がある為と考えられます。

 

骨盤には「寛骨臼」という半球状の陥凹があり

ここに大腿骨がはまり込んで股関節を構成しています。

その為、基本的に股関節は脱臼しにくい構造になっています。

自由下肢骨とはいわゆる足のことであり、

大腿骨、膝蓋骨、脛骨、腓骨、足根骨、中足骨、指骨で構成されます。

 

大腿骨は人体の中で最も長く強大な長管骨

長軸方向の圧力には700kg以上耐えられると言われています。

 

膝蓋骨は本来運動や荷重のある骨ではありませんが、

膝関節を守り、ももの筋肉の「テコ」の支点になる役割があり、

膝を伸ばす力を強くしてくれます。

 

膝下の下腿は脛骨と腓骨の両骨からなり、両下端が内果と外果と呼ばれる

いわゆるくるぶしです。

足部の骨と合わせて足関節を構成します。

 

以前もご紹介しましたが足部は

構成している骨の数は28個あり、

両足部では56個にもなります。

成人の骨の数は208個と言われていますので

足部だけで4分の1占めるということになり、

それだけ重要で精密な機能を持つ部分ということです。

 

足部の痛みや不調は早めにみせて下さい。

 

次回からは「人体の筋肉」についてご紹介していきましょう。

 

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