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「自律神経」と「内臓」について⑤ ~ 副腎疲労症候群 ~

2017.11.19 | Category: 自律神経と副腎疲労症候群

こんにちは!

千葉駅「徒歩1分」

セドナ整骨院・鍼灸院の院長:出口です。

 

前回から「副腎疲労症候群」について話を始めています。

改めて、副腎疲労症候群とは?

「ストレスに対抗するホルモンを放出する副腎が疲れて活動できない」状態になってしまっていることで

体調不良・慢性疲労・自律神経の乱れからくる様々な症状が出てくる状態

という話をしたと思います。

 

では「ストレスに対抗するホルモン」とはなんでしょうか?

副腎には大きく分けて「髄質」と「皮質」の二つの組織が存在します。

 

そしてその二つの組織からは

「副腎皮質ホルモン」と「副腎髄質ホルモン」と言う大事なホルモンが放出されます。

その中に「ストレスに対抗するホルモン」が含まれています。

 

ではまず、この「副腎皮質ホルモン」と「副腎髄質ホルモン」をみてみましょう。

 

◎副腎髄質(カテコールアミン系)

「アドレナリン(エピネフリン)」

「ノルアドレナリン(ノルエピネフリン)」

 

※副腎髄質の特徴として、交感神経系の機能を増強すると共に糖質代謝にも関与、特に緊急時の有害刺激に対して生体を抵抗させるのに重要なホルモンであるという事です。

 

◎副腎皮質(ステロイドホルモン)

「鉱質コルチコイド(アルドステロン)」

「糖質コルチコイド(コルチゾール)」

「性ホルモン(アンドロゲン)」

 

前回から話にでている「抗ストレスホルモン」は副腎皮質ホルモン「コルチゾール」として知られています。

厳密に言うと抗ストレスホルモンはさまざまありますが、このホルモンによってストレスから身を守ろうとするんですね。この代表格が副腎皮質のホルモン「コルチゾール」です。

その「コルチゾール」は人体の中で人それぞれ貯蔵量が決まっています。

その量は人によって違いますが「無限ではありません」

簡単に言うと、ストレスに抵抗するコルチゾールには「量的限界」があるので、いつまでもストレスに抵抗し続けられないものと思ってください。

いつまでも、長い時間ストレス被曝がつづくと、副腎ホルモンが枯渇状態になり、ストレスに対抗する事が難しくなり普通の生活を送ることさえ困難になるという事です。

 

次回はコルチゾールの「量的限界」についてのお話しをさせて頂きます。

 

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